明日、中京競馬場のメインレースはGⅠフェブラリーステークスの前哨戦、ダート1800mの重賞競走・東海ステークスです。
2001年、2002年東海ステークス優勝馬ハギノハイグレイド。
父コマンダーインチーフ
母ラシアンパーティ
(ラシアンルーブル)
牡馬・青鹿毛
43戦10勝
主な成績
優勝2001年東海ステークス(GⅡ)
優勝2002年東海ステークス(GⅡ)
優勝2002年アンタレスステークス(GⅢ)
2着2001年名古屋グランプリ(GⅡ)
2着2001年ブリーダーズゴールドカップ(GⅡ)
2着2001年平安ステークス(GⅢ)
2着2001年佐賀記念(GⅢ)
2着2002年川崎記念(GⅠ)
2着2002年ダイオライト記念(GⅡ)
2着2003年武蔵野ステークス(GⅢ)
2着2003年白山大賞典(GⅢ)
代表産駒
ハギノクーザ
優勝2012年中京未勝利戦
※レース名・格付けは当時の表記です。
発走は15:35です。
優勝馬にはGⅠフェブラリーステークスの優先出走権が与えられます。
ダートGⅠフェブラリーステークスの前哨戦、東海ステークス。
来週27日(水)に川崎競馬場で行われるJpnⅠ川崎記念、2月11日(木)のJpnⅢ佐賀記念との兼ね合いもあり、全体的に手薄な印象のメンバーになりましたね。
そんな中、やはり注目は一昨年の東海ステークス優勝馬にして同年のフェブラリーステークスも制したインティ。
メンバー唯一のGⅠ馬で、フェブラリーステークス優勝以降勝ち星はありませんが、昨年12月のチャンピオンズカップでは人気薄ながら本来の走りで3着に好走。
インティにとっての目標はもちろん2回目の優勝が掛かる次のフェブラリーステークスになりますが、長く勝利から遠ざかっているので、今回の東海ステークスに対しても、ある程度高い勝負気配はありそうですね。
フェブラリーステークスを前に、リステッド競走・オープン特別を勝って来た勢いのある馬達とどんな戦いになるか楽しみです。
それでは東海ステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎9ダノンスプレンダー
○4タイキフェルヴール
▲6インティ
△1グレートタイム
△10ハヤヤッコ
△12アナザートゥルース
△11オーヴェルニュ
△2ダイシンインディー
本命はダノンスプレンダー。
ロードカナロア産駒だが、デビューから一貫してダート戦のみを使われ、通算(5・2・3・1)と、全て4着以内の堅実派。
唯一馬券内を外した昨年のGⅢシリウスステークスではスタートで躓き加減の出負けをしての物で、それでも直線はインコースを上手く捌いて勝ち馬から0秒5差の4着と負けて強しの内容だった。
差し・追い込み馬の展開になったカノープスステークスも先行した馬では唯一上位に入った強い内容、前走のLポルックスステークスはハナ差ながら1番人気に応えて優勝。
GⅢシリウスステークスの内容から重賞級の力は証明、中京コースも全く問題無い。
ロードカナロア産駒はアーモンドアイ、サートゥルナーリアなど、芝中心のイメージが強いが、バーナードループがJpnⅡ兵庫チャンピオンシップを優勝、地方・兵庫の大器ジンギなど、ダートで走る産駒が少ないだけで、高いダート適性も持った万能種牡馬だろう。
GⅠフェブラリーステークス云々ではない感じの馬だが、今後地方のダートグレード競走などへ遠征して行く為にも何とかここで賞金を加算させておきたいのは確実で、高い勝負気配を感じる。
対抗はタイキフェルヴール。
2歳時はダートの未勝利、500万(現1勝クラス)を連勝、3歳になるとLヒヤシンスステークス2着を経て、ドバイ・GⅡUAEダービーにも挑戦した素質馬。
その後は屈腱炎の為、長く休んでいたが、前走のL師走ステークスでは出負けしながらラストは上がり最速の脚で突き抜けて優勝した。
先行力を生かして優勝した事もあり、脚質に自在性がある馬だし、中京コースは初めてになるが左回りでは(2・1・0・1)と得意で気にはならない。
個人的に応援しているフリオーソ産駒だし、数少ないJRAダート重賞制覇のチャンスは十分にありそうなので頑張って欲しい。
GⅠ馬インティは内枠に入ったダイシンインディーの出方は気にはなるが、無理に逃げなくても競馬は出来る馬。
中京ダートコースは通算(2・0・2・0)と、かなり高い適性を誇っており、当然ここでも軽視は禁物の存在。
雨で砂が締まって時計勝負になるようなら、更に有力になってくる。
馬券はダノンスプレンダー中心の三連単で買いたいですね。

