明日、大井競馬場で牝馬限定1800mのダートグレード競走・TCK女王盃が行われます。











昨年のTCK女王盃はマドラスチェックが優勝。









発走は16:10です。


JRAから5頭、地元・大井2頭、川崎、名古屋各1頭の計9頭で争われます。

















今年最初のダートグレード競走・TCK女王盃。






ダート牝馬路線1年の始まりを告げるレースですが、出走馬9頭の少頭数ながら、内7頭が昨年のJpnⅠJBCレディスクラシック出走馬というメンバー。





特に5頭の出走のJRA勢全てがJpnⅠJBCレディスクラシックに出走しており、その時と同じ大井1800mというのも相成って、まさに再戦ムードですね。


 


まあ、地方勢のサルサレイア、マルカンセンサー辺りにも紛れての馬券内突入の可能性はありますが、当然と言うべきか、やはりJRA勢がレースの中心にはなりますね。




特にJpnⅠJBCレディスクラシックの2、3着馬であるマドラスチェック、マルシュロレーヌ2頭の一騎討ちムードの可能性は高く感じられ、配当妙味を考えても2頭に割って入る馬が居てるかどうか。




穴なら能力より展開の恩恵を受けれそうな馬でしょうね。















それではTCK女王盃の予想を紹介します。


評価順で。







◎4マルシュロレーヌ

○7ローザノワール

▲5マドラスチェック

△2マルカンセンサー

△9レーヌブランシュ

△3プリンシアコメータ







本命はマルシュロレーヌ。


当初は芝を中心にレースを使われていたが、昨年9月に小倉ダート1700mの準オープン戦で脅威的な上がり35秒0の脚で優勝。



10月のJpnⅡレディスプレリュードでは中団追走から、4コーナーでは先団を射程に入れると、直線は一気に突き抜けて楽勝。



前哨戦の圧巻のパフォーマンスから、大本命に推されたJpnⅠJBCレディスクラシックでは、道中から直線に掛けて良い感じでレースを進めたが、まさかの3着。



前を行くファッショニスタ、マドラスチェック2頭がびっしり併せ馬になった事や、減り続けた馬体も影響したか。



準オープン戦、JpnⅡレディスプレリュードのパフォーマンスから持った能力に疑いようは無く、前に居てるであろうマドラスチェックを徹底マーク、早めに捕まえに行くようなレースが出来れば巻き返しは十分。
















対抗はローザノワール。


3歳時にはJpnⅡ関東オークス4着の実績はあるが、4歳の昨年はダート1800mの2勝クラス、準オープン戦を優勝してオープン入り。



果敢に挑戦した前走のJpnⅠJBCレディスクラシックでは終始外を回り、3~4コーナーでは既にジョッキーが追い通しになって脚を無くしてしまった。



圧勝だったリボン賞のレース振りから控えても競馬は出来るが、鮮やかだった内房ステークスの走りからはハナを切った方が持ち味は生かせそう。



前走を逃げ切っている名古屋のジェネラルエリアの出方は気になるが、先手を主張すれば無理には競り掛けては来ないと思う。



自分のペースでレースを進め、マルシュロレーヌ、マドラスチェック2頭がお互い意識し合って僅かでも仕掛けが遅れるようなら、間に割って入っての粘り込みの可能性はある。















昨年の優勝馬マドラスチェックは何と言っても相性の良い森泰斗騎手鞍上が魅力的。



結果だけ見ればマルシェロレーヌにはJpnⅡレディスプレリュードで放されて2着だったが、前走のJpnⅠJBCレディスクラシックではファッショニスタにはアタマ差遅れたが、マルシュロレーヌには3馬身差を付けて先着した。



まだマルシュロレーヌとは勝負付けは済んでいないし、3度目の対戦なるが、鞍上がどんな戦法を取ってくるかも非常に楽しみ。















馬券はマルシュロレーヌ中心の三連単で出来るだけ点数を絞って買いたいですね。