明日、中山競馬場で芝2000mハンデの重賞競走・中山金杯が行われます。












1996年・1997年中山金杯優勝馬ベストタイアップ






父アンバーシャダイ
母ミスタイモア
(母父Sham)


牡・鹿毛


通算15戦7勝


主な成績


優勝1996年中山金杯(GⅢ)
優勝1997年中山金杯(GⅢ)
優勝1997年東京新聞杯(GⅢ)






代表産駒


ジーナフォンテン


優勝2002年スパーキングレディカップ(GⅢ)
優勝2003年エンプレス杯(GⅡ)
2着2002年クイーン賞(GⅢ)
2着2003年マリーンカップ(GⅢ)
2着2006年マリーンカップ(GⅢ)






※レース名・格付けは当時の表記です。








発走は15:35です。


ハンデ戦です。













今年最初の中央競馬の重賞競走・中山金杯。







かつて東西金杯は両方とも芝2000mで行われていましたが、2000年に京都金杯がマイルに距離を変更。




これにより、2000mの中山金杯、1600mの京都金杯と距離が分かれた為、それぞれの距離適性に合わせた選択が出来るようになりました。




中山金杯は距離2000mという事で、上半期の中距離GⅠ、大阪杯、宝塚記念へ向けた路線の前哨戦であるGⅡ中山記念やGⅡ金鯱賞へのステップ競走的な位置付け。





ハンデ戦ですが、2年連続で58キロを背負った馬が優勝、過去10年でも重い斤量馬の好走が目立ち、1番人気馬も7回馬券に絡むなど、比較的実績馬が力を見せているようにも見えます。




以外に大波乱とまでは行かずとも、中波乱傾向にあるレースで、コース形態から枠順・内枠を味方に上手く立ち回った穴馬には注意したいですね。












それでは中山金杯の予想を紹介します。


評価順で。







◎2テリトーリアル

○6カデナ

▲14ヴァンケドミンゴ

△3ココロノトウダイ

△9ヒシイグアス

△11ディープボンド

△16ウインイクシード

△17バイオスパーク

△13シークレットラン








本命はテリトーリアル。



(2019年・チャレンジカップ出走時)




昨年のGⅢ中山金杯では11番人気の低評価だったが、最内枠を生かして道中ロス無く立ち回り、勝ち馬から0秒1差の3着と健闘。



GⅢ中山金杯以降はLオクトーバーステークス優勝、GⅢ福島記念では56.5キロの重い斤量ながら、2番手追走から最後まで渋とく食い下がっての僅差3着と改めて力を見せた好内容。



あまり速い脚を使えるタイプではなく、前走は遅い流れの中で、瞬発力の差が出た感じの敗戦で、そこまで悲観する結果では無い。



持久力・渋とさが生きそうな今の中山の馬場は昨年の結果から合うし、今年も好枠を上手く立ち回っての上位食い込みを期待したい。
















対抗はカデナ。


3歳時には皐月賞トライアル・GⅡ弥生賞を優勝、その後少し低迷していたが、2019年は久々に重賞でも上位争いし、徐々に復調。



昨年はGⅢ小倉大賞典で2017年のGⅡ弥生賞以来の勝利・重賞2勝目を上げると、続く4月のGⅠ大阪杯では強豪相手に上がり最速の脚を使って4着に入った。



以降も勝利は無いが、確実に自分の脚は使っており、多少の重い斤量でも堅実に走って来る馬で、トップハンデ58キロでも前走より大幅に相手関係が楽になる今回は実績的にも当然争覇圏内の1頭だろう。



GⅢ中山金杯には過去2回出走し、ともに着外に敗れているが、同コースのGⅡ弥生賞優勝からコース適性に問題は無く、脚質から直線で前を捌ければ持った末脚の破壊力から突き抜けても全く不思議は無い。
















ヴァンケドミンゴは前走のGⅢ福島記念が勝ちに等しいタイム差無しの2着、近走の成長通り、今が非常に充実している馬。



全4勝は全て福島コースで、中山コースで勝ち星は無いが、GⅢ中山金杯と同コースで僅差3着があるように決して苦手なコースではない。



今の充実振りからそろそろ重賞タイトルを手にしたい馬だろう。
















馬券はテリトーリアル中心の三連複で買いたいですね。