今年最初の競馬予想です。




明日、園田競馬場で兵庫県競馬今年最初の重賞競走、伝統の新春賞が行われます。












昨年の新春賞はエイシンニシパが優勝。








新春賞は兵庫県競馬正月恒例、古馬によるハンデ重賞。







ハンデ重賞とはいえ、中距離に適性がある馬の年明け初戦としてこれまで多くの実績馬が重い斤量を背負いながらも優勝して来ました。






アラブ系競走馬では1998年のケイエスヨシゼン(61キロ)、1999年のエイランボーイ(60.5キロ)、2002年ハッコーディオス(61キロ)。



サラブレッド系競走馬では2004年ホクザンフィールド(59キロ)、2013年(58キロ)、2014年(57.5キロ)のニシノイーグル、昨年2020年エイシンニシパ(58キロ)などが酷量ながら優勝しています。









発走は16:15です。


ハンデ戦です。










2017年、2019年、2020年と新春賞を3勝、今回新春賞4回目の優勝+3連覇が懸かるエイシンニシパがトップハンデ57.5キロに設定されました。





昨年の園田金盃を楽勝したジンギは登録の段階では名前があったんですが、58.5キロの斤量に設定された事もあってか出走回避。



2018年の新春賞、園田金盃など重賞7勝のマイタイザンも回避。







となればジンギ、タガノゴールドなどと凌ぎを削りながら重賞11勝、トップハンデは実績・実力の証明でもあるエイシンニシパが当然ながら主役になって来ますね。




54~57.5キロと出走馬全体的な斤量差も少なく、そこまでハンデを気にする必要はないように個人的には感じます。






ハンデ重賞ですが、過去多くの実績馬が重い斤量を背負いながらも優勝して来ましたし、そこまで極端な大荒れは無いと見ています。












それでは新春賞の予想を紹介します。


評価順で。






◎7タガノディグオ

○9エイシンニシパ

▲2マコトパパヴェロ

△3オオエフォーチュン

△4テツ

△11タガノヴェリテ








本命はタガノディグオ。




(2017年・兵庫チャンピオンシップ出走時)



2017年のJpnⅡ兵庫チャンピオンシップを優勝したダートグレードホースで、同年のJpnⅠジャパンダートダービー3着の実績を持つタガノディグオ。



サンライズノヴァ、ウェスタールンドなどとも僅差の勝負をして来た実力は折り紙付きで、昨年秋に兵庫へ転入。



転入初戦の前走1870mのオープン特別では後に園田金盃を楽勝するジンギに次ぐ2番人気に支持されたが、カラ馬になったアップクォークに終始絡まれ、前半からスイッチが入ってオーバーペースになった中での敗戦。



明らかに実力を出せなかったレースで、当然見直しは必要だが、前走で先行力がある走りは窺えたし、園田1870mはJpnⅡ兵庫チャンピオンシップを制した舞台。



園田コースに対する実績は十分、更に前走を叩かれた上積みは確実に見込める今回は巻き返し、優勝までを期待。















対抗はエイシンニシパ。



(2019年・新春賞出走時)



これまで重賞競走通算11勝、トップハンデを背負うエイシンニシパ。



新春賞は過去3勝、前人未到の同一重賞4勝を懸けて負担重量57.5キロは決して楽ではないが、昨年の新春賞では58キロで優勝しているように、自身が背負う斤量自体に不安は無く、あくまで他馬との斤量比較が問題。



一番軽い斤量馬でも54キロとそこまで大きな開きは無いし、エイシンニシパ自身も前走の園田金盃の走りから力の衰えは全く感じられない。



更にジンギを筆頭に有力とされていた馬の出走回避で幾分相手関係が楽になったのは大きい。



もう少し内目の枠が良かった感じはするが、園田での実績では抜けた存在で、スタートを決めてある程度の位置を確保出来れば新春賞4回目の優勝・3連覇も夢ではない。















マコトパパヴェロは兵庫クイーンカップで重賞制覇、前走の園田金盃は6着も、ジンギ以下とは僅差で、決して内容は悪くは無かった。



兵庫クイーンカップのようにハナを切って自分のペースに持ち込めれば有力どころに割って入る可能性も。
















馬券はタガノディグオ、エイシンニシパ中心の三連単で買いたいですね。