明日、中山競馬場で牝馬限定ハンデの重賞競走、ターコイズステークスが行われます。
昨年のターコイズステークスはコントラチェックが優勝。
ターコイズステークスは1982年に芝1800mのオープン特別として創設。
一時は芝2000mに変更されて実施されていましたが、再び芝1800mに。
その後、2006年に芝1600mに距離を短縮、2015年に重賞競走に昇格、2017年よりグレードⅢに格付けされました。
オープン特別時代にはコスモマーベラス、重賞に昇格してからはミスパンテールと2頭が連覇しています。
発走は15:25です。
ハンデ戦です。
年内最後の牝馬限定ハンデ重賞・ターコイズステークス。
ハンデ戦という事で、一流クラスの参戦は少なく、トリッキーな中山1600mで、波乱傾向が非常に強いレースですね。
今年の出走馬を見渡してもGⅠホースは居らず、抜けた存在は居ない感じのメンバー。
昨年こそ固く決まりましたが、2015年は三連単295万円超えという大波乱。
2011年も三連単121万円超えの高配当が飛び出しているように、波乱傾向は強いレースと言えます。
データにも有るように、中山芝1600mは圧倒的に内枠寄りが有利なんですが、今年は出来ればハナを切りたい感じの馬が多く、ペースが流れて外枠の差し・追い込み馬の台頭も考えておきたいですね。
それではターコイズステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎3フェアリーポルカ
○5アンドラステ
▲13シーズンズギフト
△6インターミッション
△8スマイルカナ
△12クリスティ
△7ドナウデルタ
△2シャインガーネット
△14ランブリングアレー
本命はフェアリーポルカ。
昨年のGⅢ紫苑ステークス2着、今年は一気に飛躍し、GⅢ中山牝馬ステークス、GⅢ福島牝馬ステークスと重賞競走を連勝、今回のメンバーなら実績的に上位の1頭であるフェアリーポルカ。
重賞連勝後のGⅢクイーンステークスは6着も着差は僅か、前走のGⅡ府中牝馬ステークスでは悪過ぎた馬場が影響しての大敗で、まだ痛みが少ない今の中山の馬場なら当然見直しの必要はあるだろう。
マイル戦は初めてになるが、好位に付けるスピードがある馬で特に気にはならないし、中山コースは2度の重賞で好結果を残している得意コース。
基本的には中団辺りから脚を伸ばすタイプで、前掛かりな馬が多い今回は展開の恩恵を受けれそうなのは良い。
脚を溜めやすい内枠が引けたので、後は直線で前を捌ければ。
対抗はアンドラステ。
デビューから大事にレースを使われて今年の5月にオープン入り。
オープン入り後、初めての重賞挑戦になったGⅢエプソムカップでは上がり最速タイの脚を使って勝ち馬から僅か0秒2差の4着、続くGⅢ関屋記念も中団から脚を伸ばしての4着と、ともに牡馬相手の重賞で好勝負しており、牝馬限定の重賞なら十分に勝てる力はある。
1番人気に支持された前走のGⅢ京成杯オータムハンデは先行勢が残る展開+スムーズさを欠きながらの敗戦で度外視。
重賞での好走から左回りのイメージが強いが、右回りでも(2・1・1・1)と十分結果を出しているし、中山コースも2度目で、能力を考えれば前走のような事は無いだろう。
前が崩れる展開なら当然上位争い出来る末脚を持っている。
7頭出走の3歳馬の1頭シーズンズギフトは中山コース(1・1・2・0)、GⅡニュージーランドトロフィーの走りからマイルの距離は恐らくベスト。
暴走とも言えるGⅡ富士ステークス度外視なら依然底を見せておらず、今回のメンバーでもきっちり折り合い、展開が向くなら突き抜けても不思議では無い。
馬券はフェアリーポルカ中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。

