香港・シャティン競馬場で行われます香港国際競走。
日本馬出走2レース目は芝1600m戦の香港マイルです。
昨年の香港マイルは日本のアドマイヤマーズが優勝。
香港マイルの前身は1991年創設の芝1400m戦香港国際ボウル。
1999年に芝1600mに距離を変更、レース名も香港マイルとして生まれ変わりました。
過去、香港マイルの日本馬は2001年エイシンプレストン、2005年ハットトリック、2015年モーリス、2019年アドマイヤマーズと4頭が優勝しています。
発走は日本時間16:50です。
地元・香港から7頭、アイルランド2頭、日本1頭の計10頭で争われます。
日本からアドマイヤマーズが参戦。
日本馬出走する香港国際競走の中でも一番メンバーが揃った印象がある香港マイル。
実績最上位のビューティージェネレーション、香港三冠馬ゴールデンシックスティー、ブリーダーズカップ・マイル優勝馬オーダーオブセントジョージ、ムーランドロンシャン賞優勝馬ローマナイズド、昨年2着のワイククなど錚々たる顔ぶれ。
そんなハイレベルな強豪メンバーに挑む日本馬アドマイヤマーズ。
昨年に続く連覇を達成すれば日本馬初になりますし、このメンバー相手に勝てれば将来種牡馬になった時の価値は非常に高くなるだけに頑張って欲しいところです。
それでは香港マイルの予想を紹介します。
評価順で。
番号は馬番です。
◎2ゴールデンシックスティー
○4カーインスター
▲3アドマイヤマーズ
△5サザンレジェンド
△1ビューティージェネレーション
△10オーダーオブオーストラリア
本命はゴールデンシックスティー。
通算14戦13勝、香港4歳クラシックシリーズを完全制覇した香港三冠馬ゴールデンシックスティー。
三冠を達成しても勢いは止まらず、秋になるとGⅢセレブレイションカップで強豪ビューティージェネレーションを押さえて優勝、その後も前走の香港マイルの前哨戦まで勝ち続け、現在10連勝。
中団から確実に脚を伸ばして来る馬で、今回は国際GⅠで試金石の一戦になるが、既に香港マイル連覇など、かつての香港最強馬ビューティージェネレーションを負かしているだけに、ここで結果を出す事がそこまで高い壁には感じない。
新たな香港競馬のスーパースター誕生を決定付ける勝利を上げるか。
対抗はカーインスター。
これまで香港でのGⅠ勝ちは無く、勝ち鞍はGⅢライオンロックトロフィーのみと今回のメンバーに入ると格下感、伏兵扱いの存在は否めないカーインスター。
それでも持ち味の先行力を武器に国際舞台で活躍する強豪相手に2、3着が多くあり、近2走も逃げてゴールデンシックスティーのいずれも2着など、香港競馬トップクラスの馬とも差の無い勝負をしている。
自分の形に持ち込めれば非常に粘り腰を発揮する馬で、今回もハナに固執する馬は少なく、メンバー的に先手濃厚。
穴をあけるならこの馬か。
日本馬アドマイヤマーズは昨年に続く連覇が懸かるが今年は非常に強力メンバーが相手になる。
初めての1400m戦GⅡスワンステークスは58キロ、前走のGⅠマイルチャンピオンシップはあわやの場面があった内容でいずれも3着と悪くない競馬。
今季3走目で状態はピークに近いと思われ、ここを目標に本領発揮なら連覇の可能性はもちろんある。
馬券はゴールデンシックスティー中心の三連単で買いたいですね。


