本日、大井競馬場で南関東所属1800mの重賞競走、勝島王冠が行われます。










昨年の勝島王冠はモジアナフレイバーが優勝。








勝島王冠の前身はアングロ・アラブ系競走馬による勝島特別競走。




その後、勝島オープン、勝島賞とレース名が変更され、2009年より重賞競走に昇格、年末のGⅠ東京大賞典の前哨戦の位置付けとして実施されるようになりました。




歴代優勝馬にはナショナルスパイ、オリオンザサンクス、ロッキーアピール、ボンネビルレコード、セレン、ディアドムスなどがいます。








発走は20:10です。


地元・大井12頭、船橋2頭、浦和、川崎各1頭の計16頭で争われます。













12月29日のGⅠ東京大賞典へ向けて非常に豪華なメンバーが揃った勝島王冠。




現在の大井競馬のツートップとも言えるモジアナフレイバー、ノンコノユメに加え、重賞ウイナーが多く登場。




南関東格付けはSⅡですが、これだけのメンバーからSⅠでも良いくらいですよね~





地方生え抜きの最強馬モジアナフレイバーにとっては勝島王冠3連覇が懸かりますが、今回は58キロの斤量を背負います。




それでも前走JpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯で勝ち馬とは僅か0秒3差の3着は光りますね。




気持ち的にはここで3連覇を達成、年末のGⅠ東京大賞典でも良い競馬を期待したいですし、何より昨年中止になって涙を飲んだドバイに再び招待される為にも好結果を残して欲しいと思います。











それでは勝島王冠の予想を紹介します。


評価順で。






◎9モジアナフレイバー

○1ノンコノユメ

▲11リッカルド

△7カジノフォンテン

△16ゴールドホイヤー

△12クロスケ

△14ノーブルサターン







本命はモジアナフレイバー。


3歳時の勝島王冠ではヒガシウィルウィン、昨年4歳時の勝島王冠ではノンコノユメ、サウンドトゥルーといずれもGⅠ/JpnⅠホースを破って連覇、今年勝島王冠3連覇が懸かる生え抜き地方最強馬モジアナフレイバー。



既にGⅠ/JpnⅠ級の力は証明済みで、今年はドバイ・GⅡゴドルフィンマイルに招待され、夢のドバイに降り立った。


しかし、ドバイ到着後、新型コロナウィルスの影響でドバイ国際競走の中止が発表、非常に残念な形での帰国となった。



予定が狂った中での帰国初戦のJpnⅠ帝王賞は残念な結果に終わるも、秋の千葉ダートマイルでは公開調教と言わんばかりのパフォーマンスで楽勝、前走のJpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯では高速決着ながら僅差3着と健闘、先週のGⅠチャンピオンズカップ2着のゴールドドリームなどのGⅠ/JpnⅠホースに先着しており、改めてGⅠ/JpnⅠ級の力を証明した。



今回は58キロの斤量で、昨年2着のノンコノユメなど豪華なメンバーが揃ったが、距離1800mはベストで位置取りにも注文が付かない馬で、不安らしい不安は無い。



次のGⅠ東京大賞典へ向けて勝島王冠3連覇を達成、来年再びドバイ国際競走に招待される為にもここは負けられない。
















対抗はノンコノユメ。


ご存知、JRA在籍時に2017年JpnⅠジャパンダートダービー、2018年のフェブラリーステークスを制したGⅠ/JpnⅠウイナーであるノンコノユメ。



大井に転入してからもサンタアニタトロフィーで重賞勝ち、GⅠ東京大賞典2着、JpnⅠ帝王賞3着と、同じ大井所属のモジアナフレイバーとともに双璧の存在とも言える南関東トップホースの1頭。



昨年の勝島王冠ではモジアナフレイバーに2馬身放されての2着だったが、その後のGⅠ東京大賞典、JpnⅠ帝王賞では同馬に先着しており、まだ勝負付けが済んだとは思えず、展開如何で逆転の目は考えられる。



JRA在籍時のレース振りから、追い込み一辺倒な印象がある馬だが、南関東では中団追走から早めに進出する感じの競馬をした事もあり、ある程度の位置取りの融通は効く。


前走休み明けのJpnⅠJBCクラシックを叩いて確実に上昇、枠順的にもどんな戦法を取って来るか楽しみ。















リッカルドは9歳になった現在も、ハイレベルな南関東重賞で上位争いしているのは立派の一言。



近2走でも58キロを背負いながら、いずれも2着と力を見せており、極端な衰えも無い。



前走より斤量が1キロ軽くなるのは魅力で、今回も安定した先行力で上位争いを期待したい。
















そこまで大荒れは考えにくく、馬券はモジアナフレイバー中心の三連単で買いたいですね。