本日、阪神競馬場で芝2000mの重賞競走、チャレンジカップが行われます。
昨年のチャレンジカップはロードマイウェイが優勝。
前身は朝日新聞社の社杯だった〝朝日チャレンジカップ〟
現在朝日新聞社の社杯は菊花賞トライアル・GⅡセントライト記念になりました。
チャレンジカップは今年数えて第71回を迎える阪神競馬場伝統の重賞競走。
過去のチャレンジカップ(朝日チャレンジカップ)優勝馬にはマーベラスサンデー、タップダンスシチー、スズカマンボ、ドリームジャーニー、キャプテントゥーレ、トーセンスターダム(海外転入後)など、多くのGⅠ馬が名を連ねています。
発走は15:45です。
〝チャレンジカップ〟に名称を変更されて今年で7回目を迎えるGⅢ競走。
朝日チャレンジカップ時代は9月に実施されていた事もあり、GⅠ天皇賞・秋を目指す路線の重賞競走の位置付けだったんですが、現在は12月の実施という事で、中2週になるGⅠ有馬記念というより、同じ舞台設定である来春のGⅠ大阪杯を見据えての位置になる感じですね。
今年は何と言っても「幻の秋華賞馬」とも言われている無敗のレイパパレが最大の注目馬。
今回はロードクエスト、ジェネラーレウーノ、サトノクロニクル、ブラヴァスなどの重賞馬は居ますが、条件クラスの馬も出走し、全体的なメンバーはやや手薄な感じはします。
ただ、レイパパレにとってここも無敗で突破するようなら、来年は同期の牝馬三冠馬デアリングタクトとの対決が非常に楽しみになって来るので、どんな競馬をするか注目したいですね。
それではチャレンジカップの予想を紹介します。
評価順で。
◎11ブラヴァス
○7レイパパレ
▲1ヒンドゥタイムズ
△6ジェネラーレウーノ
△9サトノクロニクル
△8ナイママ
本命はブラヴァス。
母はヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ、近親にはジャパンカップ優勝馬シュヴァルグラン、ドバイターフ・秋華賞を制したヴィブロスが居る良血馬ブラヴァス。
ブラヴァスはこれまで大事にレースを使われて徐々に昇格、オープン入り後はGⅢ新潟大賞典4着、GⅢ七夕賞2着を経て前走のGⅢ新潟記念で待望の重賞タイトルを掴んだ。
母ヴィルシーナは2~3歳の早い時期から活躍はしていたが、近親のシュヴァルグランは3歳夏から一気に成長し、7歳まで息の長い活躍をした馬。
ブラヴァスはシュヴァルグランに似た、やや晩成型のタイプで、ようやく血統馬の素質が開花してきた印象。
安定して好位に付けるレースセンスがある馬で、L若駒ステークス以外は大きく崩れた事が無い。
競馬場を問わないが、阪神コースは(2・1・0・0)と3戦3連対、芝2000mでも(4・2・1・3)と最も得意とするコース・距離。
ここで良い結果を残して来年春のGⅠ大阪杯へ向かいたいところ。
対抗はレイパパレ。
現在4戦4勝無敗の3歳牝馬レイパパレ。
新潟の2勝クラスを優勝後、GⅠ秋華賞に登録するも無念の除外、代わりに出走した準オープン戦では中々骨っぽいメンバーだったが秋華賞除外の鬱憤を晴らすかのように優勝。
是非秋華賞での走りを見てみたかった馬だが、前走の走りから、益々デアリングタクトとの対決が楽しみになったとも言える。
3歳牝馬最大の恩恵と言える53キロはやはり魅力で、今回は重賞馬達との対戦になるが、初の重賞挑戦としては手頃な感じはするメンバー。
脚質に注文は付かない自在な立ち回りが出来るタイプで、1ハロンの距離延長も気にならない。
ここが試金石になるが、突破するようなら今後が非常に楽しみになる。
ヒンドゥタイムズはGⅢ七夕賞4着、3歳時にもGⅢ京成杯3着があり、重賞タイトルに手が届いても不思議ではない力を持っている。
これまで非常に堅実な走りを見せて来た馬で、前走のケフェウスステークス4着も、そこまで悲観する内容ではなかった。
デビューからの出走レースが全て芝2000mという馬で、阪神コースは(2・1・0・0)とベストとも言える舞台。
脚質の融通が効く馬だが、テン乗りの鞍上の手綱捌きにも注目したい。
馬券はそこまで大きく荒れる感じはしませんが、ブラヴァスからの馬単中心で考えたいですね。
あ~ダビスタ欲しいな~笑