本日、阪神競馬場で2歳馬による芝2000mの重賞競走、ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスが行われます。
昨年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスはマイラプソディが優勝。
京都3歳(旧表記)ステークスは1959年に創設。
2014年にオープン特別から〝ラジオNIKKEI杯〟京都2歳ステークスに名称が変更、GⅢ格付けの重賞競走に昇格しました。
歴代優勝馬にはエルウェーウィン、ナリタブライアン、アドマイヤドン、エイシンチャンプ、ヴィクトワールピサ、エピファネイア、トーセンスターダムなど、後のGⅠ競走優勝馬が名を連ねています。
発走は15:40です。
かつては芝1800mのオープン特別として実施されていましたが、2002年に芝2000mに変更、更に2014年にはGⅢに昇格。
年末のGⅠホープフルステークスへ向けた前哨戦の位置付けになった京都2歳ステークス。
GⅢに昇格してからの優勝馬は、今のところGⅠホースになった馬は居ませんが、2017年の勝ち馬グレイルの2着になったタイムフライヤーは次走のGⅠホープフルステークスを優勝。
GⅠホープフルステークス、そして翌年のクラシック戦線へ名乗りを挙げたい馬にとっては、何とかここで賞金を加算させておきたいところでしょうね。
先週、東京競馬場で行われましたGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスはダノンザキッドが1番人気に応えて優勝し、GⅠホープフルステークスへ出走予定。
そのダノンザキッドに対抗する存在がここから現れるかも知れませんし、注目の一戦ですね。
それではラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎8ワンダフルタウン
○6マカオンドール
▲2バスラットレオン
△1ビップランバン
△5グロリアムンディ
△4グラティトゥー
△9ラーゴム
本命はワンダフルタウン。
デビュー戦は、後にGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスを制し、年末のGⅠホープフルステークスの有力候補であるダノンザキッドの2着。
新潟芝1800mの未勝利戦では2着馬に8馬身差を付けて楽勝。
前走のL萩ステークスは休み明けでプラス18キロの馬体増、それでも上がり最速34秒1の脚を使って勝ち馬との差は0秒2と、内容は悪くはなかった。
今回は休み明けを叩かれた効果が見込め、馬体も締まってくるだろうし、スタートに一抹の不安はあるが、長く良い脚を使える長所がある。
年末のGⅠホープフルステークスに向けて、デビュー戦で敗れたダノンザキッドに再び挑戦する為に、まずはここで良い結果を期待したいところ。
対抗はマカオンドール。
スタート一息だったデビュー2戦は物足りない結果に終わったが、普通にゲートを出た2走前の未勝利戦では上がり最速の脚でレコードタイムをマークしての優勝。
前走は重馬場に脚を取られて3着に敗れたが、やはり2走前のレース振りからは良馬場でこそ力を発揮するタイプか。
近2走のスタートは幾分マシになっており、レースを使う毎に成長振りが伺える。
一週前、今週と、追い切りも良い動きを見せている。
人気はあまり無いようでも、良馬場なら上位争いの可能性は十分にありそう。
バスラットレオンは札幌でのデビュー戦優勝後に出走したGⅢ札幌2歳ステークスでは1番人気に支持されたが3着。
しかし、先行勢には苦しい展開の中で3着に粘ったのは能力の証明。
コントレイル、ダノンファラオと3頭併せをして遜色無い動きを見せており、現時点での完成度は非常に高い馬だろう。
馬券はワンダフルタウン中心の三連単で買いたいですね。

