本日、大井競馬場で1600mハンデの重賞競走、サンタアニタトロフィーが行われます。










昨年のサンタアニタトロフィーはノンコノユメが優勝。







サンタアニタトロフィーの前身は1980年に創設された関東盃。



1996年より、アメリカ・サンタアニタ競馬場と友好提携を結んだ事により、レース名をサンタアニタトロフィーに変更。


交換競走としてアメリカ・サンタアニタ競馬場では東京シティカップ(GⅢ・ダート約2400m)が行われています。



また、サンタアニタトロフィーは国際招待競走として2011年に地方競馬初となる外国馬・アメリカのレッドアラートデイが出走しました。





サンタアニタトロフィーの主な歴代優勝馬にはアブクマポーロ、インテリパワー、サンデーツヨシ、ベルモントアクター、コアレスハンター、ボンネビルレコード、カキツバタロイヤル、セイントメモリー、ソルテなどがいます。








発走は20:10です。


ハンデ戦です。


地元・大井10頭、船橋3頭、浦和2頭、川崎1頭の計16頭で争われます。












創設当初、関東盃時代からハンデ戦として行われているサンタアニタトロフィー。



ハンデ戦と言えば格下馬の食い込みが多く、荒れるイメージはありがちですが、ここ数年の結果からは大荒れと言える年は少ない感じですね。




一昨年は59キロのヒガシウィルウィン、昨年は58.5キロのノンコノユメが優勝と、重いハンデを課せられた実績馬が逆に強さを見せている印象。



まあ、今年の出走馬はあまり斤量の上下差はそこまでありませんし、ハンデは気にせず、実績上位馬・勢いがある馬を選ぶのが良いかも知れませんね。












それではサンタアニタトロフィーの予想を紹介します。

評価順で。






◎12コパノジャッキー

○7グレンツェント

▲10クロスケ

△15アドマイヤゴッド

△9キャプテンキング

△11サンロアノーク

△16ハルディネロ








本命はコパノジャッキー。


兄はダートGⅠ/JpnⅠ11勝を上げたコパノリッキー。


大井再転入の今年は初戦を叩いて2戦目から3連勝でマイルグランプリトライアルを優勝。



重賞初挑戦のマイルグランプリは1番人気に支持されたが、中団から伸び切れず8着。



2000m戦のサマーナイト賞でも9着に敗れたが、その後マイル戦で連勝、サンタアニタトロフィートライアルを制しての重賞再チャレンジ。



前走で2着に破ったダノンレジーナは後のJpnⅠJBCレディスクラシックの4着馬で、それを考えれば決して重賞で力が足りないとは思えない。



今回はワークアンドラブ、ハルディネロなど前掛かりなタイプが多く、中団からレースを進めるであろうコパノジャッキーに展開は味方しそう。



56.5キロでも他馬との比較を考えれば問題無く、2度目の重賞で本領発揮を期待。
















対抗はグレンツェント。


JRA在籍時にはGⅢレパードステークス、GⅡ東海ステークスとグレード競走を2勝、川崎記念4着、JBCクラシック5着と、JpnⅠでも好走しているように実績は断然の存在。



大井転入後もマイルグランプリ2年連続2着、今年は川崎マイラーズ、スパーキングサマーカップと重賞2勝。



トップハンデ58キロは実績・実力の証明とも言え、JpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯挑戦のプランもあったが、重い斤量でもサンタアニタトロフィー出走を決めた限りはそれなりに勝負気配はあると言える。



コパノジャッキー同様、脚質的に展開面での恩恵を受けれそうなのは魅力で、終いは確実に脚を伸ばして来る。

















JRAから大井に戻って来たクロスケは、3歳時の黒潮盃優勝、東京ダービー3着の実績馬。



JRA在籍時は勝ち星は上げられなかったが、リステッド競走、オープン特別で上位争いした事もあり、ハマれば期待以上の走りを見せる意外性はある。



力は見劣らないし、前が崩れる展開なら十分に出番はある。
















馬券はコパノジャッキー中心の三連単、三連複を考えています。