明日、浦和競馬場で1900mの南関東所属馬による重賞競走、埼玉新聞栄冠賞が行われます。












昨年の埼玉新聞栄冠賞はディアデルレイが優勝。








埼玉新聞栄冠賞は1991年に〝埼玉新聞杯〟として創設。





その後、2008年に〝埼玉栄冠賞〟にレース名を変更、2012年より現在の〝埼玉新聞栄冠賞〟として実施されています。





歴代の優勝馬にはマキバサイレント、マキバスナイパー、モエレトレジャー、ナイキアディライト、トーセンジョウオー、ブルーラッド、ボランタスなどがいます。










発走は15:55です。


8番ミキノトランペットは出走取消です。


地元・浦和5頭、大井3頭、船橋2頭の計10頭で争われます。














同じ浦和競馬場で行われるJpnⅡ浦和記念への前哨戦である埼玉新聞栄冠賞。




南関東格付けはSⅢながら近年はJRAからのオープン馬の転入が非常に多い為、特に古馬が出走出来る南関東重賞はかなりハイレベルなメンバーになる事が多いですね。




この埼玉新聞栄冠賞も優勝賞金1200万円が安く見えてしまうほどの好メンバーが揃いました。




それでも前走1着馬がおらず、近走成績からは抜けた存在は見当たらないメンバーで、混戦雰囲気が漂う感じですね。




混戦メンバーとなれば、元々の実績がある馬や小回り浦和コースに適性が高い馬を中心に馬券を組み立てたいところ。




JpnⅡ浦和記念、そして年末のGⅠ東京大賞典までを占う上で、各馬のレース振りをしっかりチェックしておきたいですね。










それでは埼玉新聞栄冠賞の予想を紹介します。

評価順で。






◎3リンゾウチャネル

○2ファルコンウィング

▲5タービランス

△1ホーリーブレイズ

△4マイネルバサラ

△9リッカルド







本命はリンゾウチャネル。


昨年のホッカイドウ競馬三冠馬で南関東転入後は苦戦が続いていたが、当地の水に慣れて来たのか、川崎の中原オープンを逃げ切り勝利。



前走2400mの東京記念でも掛かり気味ながら3着と渋とく粘ったあたり、そろそろ本来の力を取り戻しつつある感じ。



道営三冠の強さも去ることながら、ノーステッキで着差以上の楽勝振りを見せた園田・楠賞の強さは圧巻で、あのパフォーマンスならダートグレードにも手が届いても不思議は無い能力はある馬だろう。



東京記念のレース振りからは今回の距離短縮はプラスに働きそうで、ここは完全復活を印象付ける重賞勝利までを期待したい。














対抗はファルコンウィング。


地元・浦和小久保厩舎所属、メンバー唯一の3歳馬ファルコンウィング。



逃げ一辺倒の競馬ながら、近走で大きく崩れたのは今年の東京ダービー10着のみで、前走は厳しいペースでのレースに関わらず2着に粘ったあたりは、改めて羽田盃3着など世代上位の力がある事を証明した感じ。



前走のレースからも分かるように、多少速いペースでも、如何に気分良く自分の競馬が出来るかが重要な馬だが、今回は(2・2・1・0)と馬券内を外した事が無い地元・浦和コースで絶好の枠が当たった。



更に前走逃げて好走のミキノトランペットの出走取消はこの馬にとっては展開面でプラス。



3歳馬で58キロとはいえ、自分の形にさえ持ち込めば残り目の可能性は高いだろう。















タービランスは7歳にして初の浦和コースになるが、今まで競馬場を問わず好結果を残してきた馬で、さほど懸念材料にはならないだろう。



2016年の羽田盃優勝など、実績・能力は申し分無いし、確実に上位争いしてくる実力は高く評価出来る。















馬券はリンゾウチャネル中心の三連単フォーメーションで買いたいですね。