明日は園田金曜ナイター、その金開催日。



園田競馬場のメインレースは地方全国交流重賞、1230mのスプリント戦、兵庫ゴールドカップです。










昨年の兵庫ゴールドカップはナチュラリーが優勝。







兵庫ゴールドカップは今年で第4回目を向かえ、創設3年間は兵庫所属馬限定重賞として実施。



今年から地方全国交流重賞になり、優勝賞金も昨年の500万円から800万円に増額、全国の地方所属馬にとって新たな秋の短距離路線の目標になりつつあります。








発走は19:55です。


地元・兵庫7頭、浦和2頭、川崎、北海道、高知各1頭の計12頭で争われます。












兵庫短距離路線秋の大一番ですが、今年から地方全国交流になり、5頭の遠征馬を迎えて行われます。




遠征馬5頭はいずれもハイレベルな顔ぶれですが、地元所属馬にとって今後ダートグレード競走など、他地区へ遠征する時の良い目安になりそうですね。




迎え撃つ地元戦は、現在重賞2勝を含む5連勝中のナリタミニスターは1400mを求めてか前日のA1A2混合オープンに58キロで出走(4着)の為不在ですが、過去2連覇しているナチュラリー、エイシンエンジョイ、ナムラムート、1230m戦3連勝中のミカエルシチーなど、強力なメンバーを揃えてきました。





かなりハイレベルなスプリント戦になりそうで非常に楽しみです。










それでは兵庫ゴールドカップの予想を紹介します。

評価順で。






◎6ナムラムート

○1エイシンエンジョイ

▲12スリラーインマニラ

△5エッシャー

△2ミカエルシチー

△7アザワク

△9プリモジョーカー







本命はナムラムート。


JRA在籍時はダート1200mで2勝、今年6月兵庫に転入すると1230m戦で3連勝したナムラムート。



連勝の勢いで挑んだ8月のJpnⅢサマーチャンピオンではJRA勢4頭に次ぐ地方馬最先着となる5着と健闘、地元に戻っての園田チャレンジカップでは、現在1400m戦で無類の強さを見せているナリタミニスターに敗れたが、着差は僅か3/4馬身、今回も対戦するエイシンエンジョイ、ナチュラリーには先着した。



今回は1230m戦になるが、JRA時代の成績、兵庫転入後の3連勝の内容から距離短縮はプラスに働きそう。



スプリント戦でサウスヴィグラスという血統も魅力だが、前を意識するスピード自慢が多い中、ポジションを選ばず、自分の脚は使って来る馬なので、位置取りにも注文が付かない。



スタート次第で先手を主張しても良いし、他が飛ばして行くようなら控えても良い。



馬券の中心はこの馬だろう。














対抗はエイシンエンジョイ。


道営で3勝、南関東・大井で2勝、2019年春に兵庫に転入してきたエイシンエンジョイ。



兵庫転入後、いきなり3連勝し、重賞レースの園田FCスプリントで2着、以降兵庫短距離路線のトップホースとして重賞4勝を上げる活躍をしている。



昨年の兵庫ゴールドカップは1番人気で3着惜敗に終わったが、今年の820m戦の園田FCスプリント優勝の走りから、前走の1400mから今回1230mに距離が短縮するのは良い方に出そう。



控えても競馬は出来るタイプだが、最内枠なら包まれる危険性があるので、ある程度は先手を主張し、出して行った方が良いだろう。



前走に引き続いて吉原寛人騎手鞍上は心強く、本人も前走敗戦の汚名返上に力が入るところ。















5頭出走の遠征馬では高知のスリラーインマニラを上位に取りたい。


前走の建依別賞では強豪ダノングッドを破って初重賞制覇。


久々の1200m級レースになるが、JRA在籍時には1200m・1300mで計4勝、高知転入後も1300mで2勝を上げているので距離短縮は全く問題無いだろう。



ハナ固執タイプでもないのである程度控えても競馬は出来る。


コーナー4つの1230m戦であいにくの外枠になってしまったが、スタートを決めて上手く好位追走、流れに乗れれば頭までの期待はある。















馬券はナムラムート、エイシンエンジョイ中心の三連単を考えています。