明日土曜日は福島・阪神・函館3場ともに重賞・リステッド競走はありません。
発走は15:35です。
梅雨時・引き続きの阪神開催とあって芝も傷み、更にじめじめした暑さも予想を難しくさせていますね。
明日の阪神メインレース、マレーシアカップは例年中京競馬場で行われていましたが、今年は阪神競馬場での開催。
距離も中京芝2000m→阪神芝1800mに変更、また阪神競馬場芝1800mは外回りコースで、過去のデータはほとんど役に立ちそうもありませんね。
阪神外回りコースと言えばディープインパクト産駒が幅を効かせている舞台ですが、今の阪神芝はディープ産駒の持ち味である瞬発力より持久力が問われる馬場で、血統データを鵜呑みにするのも危険な感じですね。
今の阪神芝レースこそ予想力が問われますね。
それではマレーシアカップの予想を紹介します。
評価順で。
◎6ソシアルクラブ
○1フィニフティ
▲12ダブルシャープ
△7タガノアスワド
△11メサルティム
△8アルティマリガーレ
本命はソシアルクラブ。
昨年12月に準オープンに上がり、今年2戦はともに5着と、着順的にはもうひと押し足りない感じだが、着差は僅かで、このクラスでも十分に力は通用している。
デビュー当初は末を生かす競馬をしていた馬だが、昨年春頃からは先行しての速い上がりを使えるようになり、成績が安定してきた。
昨年は重馬場・不良馬場でも好走しており、力の要る馬場への適性を証明、キングカメハメハ産駒で渋った馬場への不安は全く無い。
先行して持続する脚を使えるのは今の阪神では大きな武器になりそう。
対抗はフィニフティ。
3歳時にGⅢクイーンカップ2着の実績がある馬で、GⅠ桜花賞で5番人気(12着)に支持されたフィニフティ。
その後は準オープン戦で2、3着はあるが、近走は中々力を発揮出来ない競馬が続いている。
大敗したレースは全て良馬場で、元々あまり鋭い瞬発力タイプではないので、今の雨で芝が荒れた阪神なら一変する可能性はありそう。
父は瞬発力が持ち味のディープインパクトだが、母父がクロフネで、どちらと言えば毛色も含めて母父の血が濃く出ている馬だろう。
スタートを決めて好位に付け、他馬より早めに仕掛けて持久力を生かす競馬が出来れば面白い。
ダブルシャープは2歳、3歳時の実績も去ることながら、現在の準オープンクラスでは上位の存在。
馬場・相手関係不問で、力の要る馬場でも確実に自分の脚を使ってくる馬で、当然ここでも有力な1頭になる。
馬券はソシアルクラブからの三連系を考えています。

