明日、園田競馬場で3歳牝馬による地方全国交流重賞、のじぎく賞が行われます。








昨年ののじぎく賞はチャービルが優勝。






のじぎく賞は長くアラブ系の牝馬重賞として実施されていましたが、2000年にサラブレッド系の兵庫3歳女王決定戦に変更。


2010年にグランダム・ジャパン3歳シーズン対象競走となり、地方全国交流重賞になりました。




歴代優勝馬にはバクシンクリーク、クインキャスト、エンタノメガミ、マンボビーン、ユメノアトサキ、トーコーニーケ、トーコーヴィーナス、トゥリパなどがいます。



遠征馬ではエレーヌ(笠松)、マーメイドジャンプ(笠松)、ディアマルコ(高知)、アペリラルビー(笠松)と、4頭の優勝馬がいます。







発走は16:15です。


大井から2頭、船橋、名古屋、北海道各1頭、地元・兵庫7頭の計12頭で争われます。










年度変わりから重賞競走を中心に大きな賞金増額が発表された兵庫県競馬。



のじぎく賞も昨年の優勝賞金500万円から700万円に増額、グランダム・ジャパン3歳シーズンの重賞競走という事もあり、非常にハイレベルな遠征馬を交えたメンバーになりました。




しかし、今年は迎え撃つ地元・兵庫から大将格と言える目下5連勝、内重賞4連勝中のステラモナークが確勝を期しての登場。



強力遠征馬、特に大井のテーオーブルベリーは浦和・桜花賞2着馬で、南関東の3歳牝馬路線トップクラスの1頭。

今後遠征も視野に入れているステラモナークにとっては能力を図る意味で非常に重要なレースになって来そうです。









それではのじぎく賞の予想を紹介します。

評価順で。






◎5ステラモナーク
○1テーオーブルベリー
▲9ドバイキャンドル
△4ユウキラフェール
△6ジェネラルエリア
△7カトゥール







本命はステラモナーク。


圧倒的なスピードを武器に5連勝中重賞4勝、現在の兵庫3歳路線を引っ張る存在であるステラモナーク。


1400m重賞を3連勝、前走の1700m菊水賞でも牡馬の強豪を寄せ付けず優勝と、距離不安を払拭する圧勝。


5連勝全て逃げ切りでの勝利で、逃げなくても競馬は出来る馬だが、やはり現状はスピードを生かしてハナを切る方が良さそう。


一番の強敵になるであろう大井のテーオーブルベリーには昨年の園田プリンセスカップで先着されているが、成長・充実した今は明らかに2歳時より強くなっており、返り討ちにする可能性は高いと見る。


地元で行われた3歳限定のダートグレード競走JpnⅡ兵庫チャンピオンシップを回避しての、のじぎく賞出走だけに勝負気配はかなり高い。


次走に予定している兵庫ダービーに向けて順当に6連勝を決めそう。











対抗は大井のテーオーブルベリー。


昨年2歳時から地方全国区の活躍をしている馬で、北海道在籍時に園田プリンセスカップ2着、笠松・ラブミーチャン記念で勝利、年末の大井・東京2歳優駿牝馬でも2着と好走。


南関東移籍後も2走前の浦和・桜花賞で後に東京プリンセス賞を制して南関東牝馬二冠を達成するアクアリーブルの2着と、全国的な地方3歳牝馬トップクラスの1頭。


前走1800mの東京プリンセス賞は10着に敗れたが、今回少しでも距離が短縮するのはこの馬にとってプラスに出そう。


鞍上、地元の川原正一騎手が跨がるのは心強く、インコースの好位で脚を溜めれば力を見せてくれるだろう。












ドバイキャンドルは園田ユースカップ2着、前走の菊水賞でも3着と健闘。


今回も自分の競馬に徹しての2、3着争いなら可能性はありそう。














馬券は三連単でステラモナーク中心で買いたいですね。