(!)3月29日(日)中山競馬第3レース以降は中止になりました。

第3レース以降の続行競馬は3月31日(火)に出馬表の内容を変更して実施されます。






明日の中山競馬場のメインレースはダートのハンデ重賞、マーチステークスです。









1997年、1998年のマーチステークスはワイルドブラスターが連覇。






ワイルドブラスターは父ワイルドアゲイン、母ダーリングミスキューという血統の牡馬。







ワイルドブラスターは1995年3月にデビュー。

2戦目で初勝利、その後は徐々に勝ち上がって1996年5月にオープン入り。


重賞初挑戦だった1996年6月のGⅢアンタレスステークスで3着に入り、続く北陸ステークスでオープン特別を優勝する。


1997年、仁川ステークス2着を経て出走したGⅢマーチステークスで9番人気ながら後方から脚を伸ばして優勝、重賞初制覇を飾る。


1998年はGⅠフェブラリーステークスで12着に敗れるが、前年制したGⅢマーチステークスで7番人気の低評価だったが好位から抜け出して優勝、同レースを連覇、続くGⅢアンタレスステークスでも57・5キロの負担重量だったが優勝、重賞連勝を飾った。


しかし、4番人気に支持されたGⅠ帝王賞では地方・船橋の強豪アブクマポーロの7着に終わった。


結局、GⅢアンタレスステークス以降は勝ち星を上げられず、同年12月のGⅠ東京大賞典14着を最後に引退しました。










36戦8勝。主な勝ち鞍、GⅢマーチステークス2回、GⅢアンタレスステークス、GⅢアンタレスステークス2着。







発走は15:30です。


ハンデ戦です。








路線的には上半期ダート競馬の大一番であるJpnⅠ帝王賞へと続く重賞競走の位置付けになるGⅢマーチステークス。


いわゆるダートの一線級は不在で、2017年の2歳芝GⅠホープフルステークス優勝馬タイムフライヤー、2018年の凱旋門賞に出走したクリンチャーなどが登場し、何とも言えないメンバーになりましたね。


ただ、これからダート界での飛躍が期待されるであろう馬も出走しており、JpnⅠ帝王賞へ向けてはもちろん、今後のダート重賞戦線で頭角を現して来る存在が登場するかも知れません。


もちろん、ハンデ戦で確固たる中心馬は不在のレースなので、馬券的には波乱の可能性は高そうです。









それではマーチステークスの予想を紹介します。

評価順で。







◎10スワーヴアラミス
○5ローズプリンスダム
▲9テルペリオン
△14メイショウワザシ
△2クリンチャー
△16アシャカトブ
△7タイムフライヤー
△12ワイルドカード








本命はスワーヴアラミス。


芝では結果が出なかったが、ダートに変わると崩れず走り、ダート1800mに絞れば5戦3勝2着2回とほぼパーフェクトな成績。


今回は重賞挑戦になるが、今の充実度、出走馬のレベルを考えれば57キロの負担重量でも全く壁は感じさせない。


近2走のレース振りから、安定した先行力で力を見せており、展開にも左右されにくい感じ。


今後更に上の舞台に行きそうな馬










対抗はローズプリンスダム。


3歳時にはGⅢレパードステークスを優勝、以降もオープン特別・リステッド競走で好走しているローズプリンスダム。


ダート1800mはベストと思われるコースで、マーチステークスと同コースでは昨年のラジオ日経賞を優勝している。


脚質に融通も効くタイプで、あまり展開にも左右されにくい為、他馬を見ながらのポジション取りが出来るのは非常に魅力的。


重賞実績もある馬で、今回のメンバーでは上位争いしても不思議は無い。












テルペリオンは最近の成績はもうひとつだが、仁川ステークス優勝や、マーキュリーカップ3着などの実績を持つ。

持ち味である積極的な競馬が出来れば、いつ巻き返して来てもおかしくない。












馬券はスワーヴアラミス中心の三連複で買いたいですね。