明日、大井競馬場で南関東三冠戦線への前哨戦、京浜盃が行われます。
昨年の京浜盃はステッペンウルフが優勝。
京浜盃は南関東三冠戦線へ向けて重要な前哨戦。
歴代優勝馬にはキャニオンロマン、オリオンザサンクス、トーシンブリザード、ナイキアディライト、シーチャリオット、トップサバトン、クラーベセクレタ、ハッピースプリント、ヒガシウィルウィンなどがいます。
発走は16:10です。
3着までに南関東三冠初戦、羽田盃の優先出走権が与えられます。
いよいよ京浜盃を向かえ、羽田盃→東京ダービー→ジャパンダートダービーと続く南関東三冠戦線が本格的に始まります。
一時はアメリカ・ケンタッキーダービー遠征も噂された昨年のJpnⅠ全日本2歳優駿を制した川崎のヴァケーションがここから始動となり、当然中心的な存在になりますね。
ヴァケーションは南関東三冠最終戦であるJpnⅠジャパンダートダービーまでを見据えているはずで、京浜盃は仕上げ切っての出走ではもちろんないでしょう。
それでも絶対値の違いで力を見せる可能性はあるんですが、まずは今季始動戦でどんな走りを見せるか注目ですね。
それでは京浜盃の予想を紹介します。
評価順で。
◎4ブラヴール
○6ヴァケーション
▲5コバルトウィング
△10ファルコンウィング
△13ティーズダンク
△3ドイテー
△8ストーミーデイ
本命はブラヴール。
父セレンは南関東重賞を4勝し、2009年の東京大賞典で4着、母は史上初南関東牝馬三冠馬チャームアスリープという生粋の南関血統馬であるブラヴール。
これまで6戦全て連対圏内に入っている堅実派で、前走のクラシックトライアルを優勝、能力の高さも伺える。
人気のヴァケーションはある程度のポジションから競馬をしそうで、そのヴァケーションを目掛けて勝負どころで動き出す先団を射程に入れての位置を取れれば父セレン譲りの末脚が炸裂する可能性がある。
対抗はヴァケーション。
昨年のJpnⅠ全日本2歳優駿を優勝してダート2歳チャンプに輝いたヴァケーション。
一時はケンタッキーダービー遠征が噂されたが、現実的に南関東三冠に照準を合わせ、京浜盃が今季の始動戦になる。
後方から差し切った全日本2歳優駿のイメージが強いが、平和賞などのレース振りからは好位からの競馬も出来る馬で、脚質の融通は効く。
今回はある程度の位置から競馬をしそうで、京浜盃に出走してくる限りは下手な競馬は出来ないが、あくまでも目標は先で、確勝とまではどうか。
コバルトウィングは南関東三冠を見越しての大井移籍初戦になる。
ダート1800mの未勝利戦を楽勝、前走、新馬戦でのセランとの着差を考えれば軽視は出来ない存在。
馬券はブラヴール中心の三連複で買いたいですね。