明日の中京競馬場では3歳限定芝1400mの重賞競走、ファルコンステークスが行われます。


2011年のファルコンステークスはヘニーハウンドが優勝。
ヘニーハウンドは父ヘニーヒューズ、母ビューティフルモーメントという血統の牡馬。
ヘニーハウンドは2010年11月にデビュー。
デビュー戦で1着となった後は休養し、2011年3月に復帰2戦目でGⅢファルコンステークスに出走する。
この年、東日本大震災の影響で阪神競馬場での開催となったGⅢファルコンステークスでヘニーハウンドは9番人気ながら直線で外から鋭く伸びて優勝する。
しかし、5番人気で向かえたGⅠNHKマイルカップでは12着と大敗した。
2012年はオープン特別の鞍馬ステークスで1着、続くGⅢ北九州記念でも僅差の5着と悪くない走りを見せるが、2014年のオパールステークスを13番人気で勝利して以降は大敗を繰り返し、2016年5月の韋駄天ステークス15着を最後に引退しました。
32戦4勝。主な勝ち鞍、GⅢファルコンステークス。
発走は15:25です。
3歳限定短距離重賞という事で、一応はGⅠNHKマイルカップのステップレースの位置付けにはなるファルコンステークス。
しかし、実際にファルコンステークスはNHKマイルカップへあまり直結しない前哨戦。
1200mでは距離が短く、1600mでは距離が長い馬にとっての〝1400m重賞〟と考えた方が良さそうですね。
いわゆる非根幹距離が得意な馬を中心にしたいですね。
それではファルコンステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎5トリプルエース
○7ゼンノジャスタ
▲1ウイングレイテスト
△10ラウダシオン
△6シャインガーネット
△2ヴェスターヴァルド
△13ビアンフェ
△9アブソルティスモ
本命はトリプルエース。
デビュー戦を優勝、続くGⅢ小倉2歳ステークスで2着、GⅡデイリー杯2歳ステークスではサクセッション、コルテジアに先着する4着と健闘。
期待されたGⅠ朝日杯フューチュリティステークスは11着に敗れたが、マイナス10キロの馬体減、位置を取りに行った分などが敗因かも知れないが、微妙にマイルでは距離が長い印象も少なからずあったレース。
現状では終いを生かす競馬が合っていそうだし、今回の距離短縮は魅力的。
小倉2歳ステークスでの走りや血統面から、雨で馬場が重たくなれば更にパフォーマンスは上がる。
対抗はゼンノジャスタ。
1800mのGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスでは8頭立ての7着、勝ち馬コントレイルは抜けていたが、着差的に恐らく距離が長かったのだろう。
1200m、1600mでもそれなりの走りを見せているが、ベストはやはり(2・0・1・0)の1400mと思う。
派手さは無いが、相手に関わらず堅実に走る印象があり、脚質の融通も効く馬。
左回りも結果を出しているし、馬場が渋っても大丈夫。
ウイングレイテストは2走前のGⅡデイリー杯2歳ステークスが非常に良い内容で2着。
前走のGⅠ朝日杯フューチュリティステークスは勝ち馬サリオスに合わせた仕掛けが響いての9着、デビュー当初からの馬体増も多少は影響したか。
重たい馬場は問題無いし、非常に競馬が上手な馬なので、初の1400mでも期待出来る。
馬券はトリプルエース中心の三連複で、波乱を期待して相手は手広く押さえたいですね。


