本日、東京競馬場ではマイルの重賞競走、東京新聞杯が行われます。








2010年の東京新聞杯はレッドスパーダが優勝。





レッドスパーダは父タイキシャトル、母バービキャットという血統の牡馬。






レッドスパーダは2008年11月にデビュー。

デビュー戦を勝利、年が明けて2勝目をマークし、スプリングステークスで2着に入るが、クラシック戦線には進まず、次走に選んだGⅠNHKマイルカップで2着に健闘。


早くから高いマイル適性を持っていたレッドスパーダは翌年になるとニューイヤーステークスを勝利、続くGⅢ東京新聞杯を勝って重賞初制覇を飾る。


その後は振るわない成績が続いていたが、2013年6月のオープン特別で約3年振りの勝利を上げると、続くGⅢ関屋記念も優勝、重賞2勝目を上げる。


8歳になった2014年は10番人気ながらGⅡ京王杯スプリングカップでGⅡ初制覇、重賞3勝目を上げるが、次走のGⅠ安田記念は17着に大敗、結局これが最後のレースになりました。









27戦7勝。主な勝ち鞍、GⅡ京王杯スプリングカップ、GⅢ東京新聞杯、GⅢ関屋記念、GⅠNHKマイルカップ2着、GⅡ阪神カップ2着、GⅡスプリングステークス2着。






発走は15:45です。








昨年は後に安田記念、マイルチャンピオンシップと国内マイルGⅠ春秋連覇を達成したインディチャンプが優勝。

その前年2018年にはリスグラシュー、古くはアドマイヤコジーンなどが優勝してきた東京新聞杯。


春のマイルGⅠ安田記念と同コースで行われる重賞競走とあって毎年好メンバーが揃いますが、今年も延び盛りの4歳馬や重賞戦線で活躍している古豪など非常に多彩な良いメンバーが揃いました。



6月7日に行われるGⅠ安田記念を見据えて重要なレースになってくるはずで、見応えある戦いが見れそうですね。









それでは東京新聞杯の予想を紹介します。

評価順で。





◎2ヴァンドギャルド
○5サトノアーサー
▲1プリモシーン
△12シャドウディーヴァ
△6レイエンダ
△9レッドヴェイロン
△13クリノガウディー
△16ドーヴァー
△7ケイデンスコール







本命はヴァンドギャルド。



(2019年・毎日杯出走時)



2歳時から厩舎期待の馬としてデビュー戦を勝利、GⅠホープフルステークスでは大きな不利があって6着に敗退したが、GⅢきさらぎ賞、GⅢ毎日杯などでは着差は僅かの惜敗で、明らかに重賞を勝てるだけのポテンシャルは持っている馬。


残念ながらクラシック路線には乗れなかったが、じっくり立て直されてからは条件クラスを危なげなく3連勝、馬も一段と良化した今年は再び重賞戦線に殴り込みを掛ける。



東京コースでも勝ち星があり、マイル適性も高そうで持ち時計も十分、更に好位で脚が溜めやすい枠が当たったのは魅力的で、勢いのある今、何とかここで好結果を出してGⅠ安田記念に向けて賞金を加算させておきたいところだろう。










対抗はサトノアーサー。


高い能力で早くからクラシックなど、重賞戦線で活躍していたが、エプソムカップでようやく重賞初制覇。


約1年振りだったポートアイランドステークスでは2着だったが、改めて力があるところは見せた。


叩いての上積みが見込め、期待された前走のキャピタルステークスは不良馬場でトビが大きく綺麗な走りを見せるサトノアーサーには不向きな馬場で6着。


今回は開幕2週目の東京芝で、良馬場が見込めるだけに持ち味の瞬発力は生きてくるはずで、巻き返しが期待出来る。









プリモシーンは昨年のGⅠヴィクトリアマイルで優勝馬ノームコアとタイム差無しの2着があり、マイルではGⅠ級の能力がある馬。


持ち時計もメンバー中No.1で、開幕2週目の綺麗な芝は大きな強調材料になるし、牡馬相手の重賞レースでも全く引けは取らない実力がある。









堅実な走りを見せているレッドヴェイロンは一昨年のGⅠNHKマイルカップで3着の実績があり、地力が強化されての重賞再挑戦になるが、中間の熱発がどう影響するか。

追い切りは好時計で良い動きを見せているが・・











馬券はヴァンドギャルド中心で買い方はギリギリまで考えたいですね。