明日、15年振りに兵庫県競馬伝統の重賞競走、白鷺賞が姫路競馬場で行われます。








前回、2005年の白鷺賞はウエイトフォーが優勝。





白鷺賞は1973年に創設。

長くアングロ・アラブ系のみで実施されていた兵庫県競馬伝統の重賞競走で、前回である2005年からサラブレッド系の重賞競走になりました。


元々2000mで行われていましたが、2003年、2005年は1800mに変更(2004年は開催無し)、15年振りの今年から再び2000mで実施されます。



1998年ニホンカイユーノス、1999年ユウターヒロボーイ、2000年マノノトップガン、2001年ハッコーディオス、2002年クールテツオー、2003年サンキュウホマレなどのアラブ系競走馬が歴代に優勝しています。






発走は15:50です。


金沢・名古屋から各2頭、地元・兵庫8頭の計12頭で争われます。









今年、7年半振りの姫路開催復活に合わせて15年振りに白鷺賞も復活。

優勝賞金800万円、東海・北陸・近畿地区交流重賞競走として格もレベルアップ。



良いメンバーが揃いましたが、今回が3度目のエイシンニシパ、タガノゴールドの直接対決が最大の見所の白鷺賞。



そして名古屋からの遠征馬トレジャーマップはあのゴールドシップの全弟。

今回が地方転入初戦で長期の休み明け、初ダートながらどんな走りを見せるのか?

楽しみです。








それでは白鷺賞の予想を紹介します。

評価順で。






◎4タガノゴールド
○11マコトタリスマン
▲3エイシンニシパ
△8エイシンミノアカ
△6メイショウオオゼキ
△5グルームアイランド







本命はタガノゴールド。


(2019年・六甲盃出走時)



昨年は兵庫県競馬のグランプリレース・園田金盃を優勝して年度代表馬に輝いたタガノゴールド。


現状では2000m以上でこそ力を発揮する馬で、金沢に遠征した2000mイヌワシ賞、2600mの北国王冠を優勝、2400mの六甲盃を2連覇するなど長い距離に高い適性を見せている。


昨年春の1870m戦の兵庫大賞典はエイシンニシパに敗れたが、今回の2000mならタガノゴールドにやや分がありそうな感じ。


エイシンニシパとの直接対決は1勝1敗、3回目の白鷺賞で勝ち越すか。












対抗はマコトタリスマン。


(2020年・新春賞出走時)



近2走の重賞レースではもうひとつの結果に終わっているが、昨年夏の1870mのオープン戦では2着馬に2秒2という大差を付けて楽勝したパフォーマンスが今でも強烈な印象を残しているマコトタリスマン。


昨年の摂津盃では勝ち馬から0秒1差の際どい勝負をしているように重賞でも通用する能力の疑いようは無く、いかに気分良く走れるかが大きなポイントになってくる。


今回はマイタイザン不在で、他にも無理に先手を取りたい感じの馬はいない。


大差勝ちした時のようにハナを切れれば2強に割って入る可能性はある。











エイシンニシパは昨年の園田金盃ではタガノゴールドに敗れたが、兵庫大賞典では勝っているように力関係の差は無い。


(2020年・新春賞出走時)



2000mは佐賀・はがくれ大賞典を連覇しているように問題は無いが、タガノゴールドとの距離適性の比較を考えるとやや相手に分がある感じはする。


前走の新春賞は58キロの斤量だったが、非常に強い勝ち方をしており、展開次第ではもちろん勝つ可能性はある。











馬券はタガノゴールド中心の三連単で買いたいですね。