明日の京都競馬場のメインレースはフェブラリーステークスの前哨戦、ダート重賞競走・東海ステークスです。








2004年の東海ステークスはアンドゥオールが優勝。




アンドゥオールは父ブライアンズタイム、母スターバレリーナという血統の牡馬。






アンドゥオールは2002年5月にデビュー。

3戦目で初勝利を上げ、2004年1月にオープン入り。


オープン入り初戦の仁川ステークスは3着に敗れたが、次走のGⅢマーチステークスで重賞初制覇を飾ると、続くGⅡ東海ステークスも優勝。


重賞2連勝の勢いで挑んだ帝王賞は5着、秋のJBCクラシックでも5着とGⅠ/JpnⅠでは一歩足りない結果に終わった。

その後は成績が落ちていたが、最後のレースとなった2006年12月のオープン特別・師走ステークスで優勝し、引退しました。








29戦9勝。主な勝ち鞍、GⅡ東海ステークス、GⅢマーチステークス。







発走は15:35です。




優勝馬にはGⅠフェブラリーステークスの優先出走権が与えられます。








予定されている京都競馬場改修工事による日程変更の影響で、例年は中京競馬場で行われている東海ステークスが今年は京都競馬場での施行になります。



ひと昔前までは今の時期にフェブラリーステークスの前哨戦として京都競馬場で平安ステークス(2012年まで1月に開催、2013年から東海ステークスと入れ替わる形で5月に移行)が行われていたので、昔ながらの競馬ファンにすれば違和感はレース名だけで、そこまで抵抗は感じませんね。



2013年に東海ステークスがフェブラリーステークスの前哨戦になってからは2013年グレープブランデー、2015年コパノリッキー、2019年インティの3頭が次走のフェブラリーステークスで優勝、GⅠホースに輝いており、非常に重要なレースです。








それでは東海ステークスの予想を紹介します。

評価順で。





◎13インティ
○3アングライフェン
▲15ヴェンジェンス
△1モズアトラクション
△7エアアルマス
△14キングズガード
△4スマハマ






本命はインティ。


昨年は東海ステークスを優勝、次のGⅠフェブラリーステークスも優勝しGⅠホースに輝いたインティ。


フェブラリーステークス優勝後は未勝利だが、JpnⅠかしわ記念2着、GⅠチャンピオンズカップ3着と、いずれも勝ち馬とは僅差の結果を残しており、能力の衰えがある訳では無い。


要はハナを切れる自分の形に持ち込めれば粘りを発揮する馬で、2走前のGⅢみやこステークスは他の先行馬と競り合って大敗、JpnⅠ帝王賞も2000mで息が入らない厳しい展開だった。


今回はみやこステークス同様、内に先行馬スマハマが居るが、スマハマは控える競馬でも対応出来る馬だけにそこまでみやこステークス程は競り合ってこない感じはする。


追い切りは坂路で4F51秒8、上がり12秒9とまずまずの時計を出しており、ハナを切れるならやはりGⅠ馬、58キロでもフェブラリーステークスへ向けて無様な競馬は出来ないところだろう。









対抗はアングライフェン。


これまで重賞勝ちは無いが、GⅢシリウスステークス2着、GⅢみやこステークス4着、JpnⅡ名古屋グランプリ2着など確実に自分の脚は使って来る馬。


今年で明けて8歳になるが、衰えは感じられず、むしろ更に充実してきている印象もあり、展開が向けば十分にこのメンバーでも通用しそう。


鞍上のミルコ・デムーロ騎手は土曜日の中山で3勝をマークし存在感を示しており、その勢いにも期待したい。









ヴェンジェンスは前走のGⅠチャンピオンズカップは左回りの為か敗れたが右回りの京都コースなら巻き返しの可能性を警戒したい。










馬券はインティ中心の三連単で買いたいですね。