大晦日の明日、園田競馬場で兵庫2歳チャンピオン決定戦である園田ジュニアカップが行われます。
昨年の園田ジュニアカップはテンマダイウェーヴが優勝。
園田ジュニアカップは1972年にアングロ・アラブ系の競走として創設。
1999年、アラブ系だけで実施されていた兵庫県競馬にサラブレッド系競走馬を導入、それに従い園田ジュニアカップは兵庫サラブレッド系2歳チャンピオン決定戦として行われるようになりました。
主な歴代優勝馬には1999年バクシンクリーク、2000年ロードバクシン、2001年ホクザンフィールド、2004年レッドペガサス、2007年アルアルアル、2010年オオエライジン、2011年ポアゾンブラック、2012年エーシンクリアー、2014年インディウムなどがいます。
発走は16:00です。
毎年大晦日に行われる兵庫所属2歳馬による大一番、園田ジュニアカップ。
残念ながら今年の兵庫2歳戦線を引っ張って来たエキサイターは不在ですが、来年の兵庫三冠路線である菊水賞→JpnⅡ兵庫チャンピオンシップ→兵庫ダービーを占っていく上で非常に重要なレースですね。
まあ、今年のメンバーを見る限りは抜けた存在はいない感じで、馬券的には非常に難解な印象。
大荒れの結末も十分にありそうですね。
それでは園田ジュニアカップの予想を紹介します。
評価順で。
◎3エイユーキャッスル
○12ピスハンド
▲7ディアタイザン
△6コスモピオニール
△8イチライジン
△10エムティミーナ
△11ガミラスジャクソン
△9ビナアルファ
本命はエイユーキャッスル。
前走の兵庫ジュニアグランプリでは兵庫所属馬として初めてエキサイターに先着、自身8着もJRA勢相手に自分の競馬に徹しての結果で内容自体は悪くなかった。
ラストの末脚が身上の馬で、今回のメンバー的にはディアタイザンをはじめ、先行スピードタイプの馬が何頭か見受けられるので、それらの馬が前半競り合ってくれれば更に持ち味が生きて来そう。
今回と同じ1700mも2走前に強い競馬で快勝しており、メンバー中、一番不安要素が少ないように感じる。
対抗はピスハンド。
デビュー戦を優勝して挑んだ2走前の重賞・兵庫若駒賞ではエキサイター相手に強い2着、前走の1700m戦では初距離ながら実質勝ちに等しい2着と、潜在能力は今回のメンバーなら一番高そうな印象すらある馬。
前走の良馬場で上がり38秒2の脚は魅力で、エイユーキャッスル同様に展開が向けば、より持ち味が生きる。
あいにくの1700m戦での外枠だが、前半で前が飛ばしてくれれば折り合いは楽になるので、やはり展開が重要にはなってくる。
ディアタイザンはハナを切らなくても競馬は出来るが、やはり持ち味をフルに生かすには先手が欲しい。
他の先行勢を制してマイペースで自分の形に持ち込めればそのまま押し切る可能性はある。
馬券はエイユーキャッスル中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。