明日、園田競馬場では兵庫県競馬のグランプリレース、園田金盃が行われます。
昨年の園田金盃はマイタイザンが優勝。
園田金盃は1958年創設の伝統ある重賞競走。
長くアラブ系競走馬のみで行われていた兵庫県競馬に1999年サラブレッド系競走馬が導入。
それによって新たに多くの重賞競走が新設、アラブ系重賞競走も徐々にサラブレッド系に開放されて行く事になりました。
園田金盃は2001年にアラブ系・サラブレッド系混合重賞に、2005年よりアラブ系競走馬の減少・打ち切りに従い、サラブレッド系重賞競走になりました。
主な歴代優勝馬には1998年ニホンカイユーノス、2001年ワシュウジョージ、2002年コスモクロス、2003年マイネルエクソン、2004年ロードバクシン、2007年ベストタイザン、2008年アルドラゴン、2011年ホクセツサンデー、2013年オオエライジン、2017年サウスウインドなどがいます。
発走は16:00です。
兵庫県競馬に於ける中距離路線の総決算に豪華メンバーが揃いました。
昨年の優勝馬に、重賞常連組、新興勢力と注目のレース。
兵庫県所属馬限定重賞で1着賞金は破格の1300万円!!
中距離志向の馬にとっては後先考えずメイチで挑んで来るでしょう。
それでは園田金盃の予想を紹介します。
評価順で。
◎4マコトタリスマン
○5マイタイザン
▲11タガノゴールド
△8メイショウオオゼキ
△10シュテルングランツ
△7エイシンニシパ
本命はマコトタリスマン。
3走前の1870m戦では2着に2秒2という差を付ける驚異的なパフォーマンスを見せて楽勝。
重賞・摂津盃では外枠が響いた感じで4着に敗れたが、勝ち馬からは0秒1差でそこまで気にする必要は無さそう。
園田金盃の前哨戦的な前走の1870m戦を再び快勝し、馬は本格化してきた印象。
枠順も良いところが当たり、スンナリ好位の2、3番手に付ければ初重賞制覇の可能性は十分。
対抗はマイタイザン。
昨年の兵庫年代表馬で園田金盃連覇を狙うマイタイザン。
今年に入ってからも梅見月杯優勝以降勝利は無いが、JRA勢相手の名古屋大賞典でも粘り強い競馬で4着に健闘と、能力が衰えたとは考えにくい。
兵庫大賞典から休み明けの姫山菊花賞6着、1870mの前走は僅差の3着と、園田金盃を目標に叩き3走目でメイチの可能性は高い。
マコトタリスマンは何が何でも逃げたい馬でも無さそうで、主導権を取っての粘り込みを期待出来そう。
好調タガノゴールドも引き続いて争覇圏内の1頭だろう。
馬券はマコトタリスマン、マイタイザン中心の三連単で買いたいですね。

