明日の東京競馬場のメインレースはチャンピオンズカップの前哨戦、ダート重賞の武蔵野ステークスです。
昨年の武蔵野ステークスはサンライズノヴァが優勝。
武蔵野ステークスは1989年創設、1996年からダート2100mの重賞競走に昇格。
2000年からダート1600mに距離が変更、ジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)の前哨戦になりました。
主な歴代優勝馬には1998年、1999年連覇のエムアイブラン、2000年サンフォードシチー、2001年クロフネ、2005年サンライズバッカス、2009年ワンダーアキュート、2010年グロリアスノア、2013年ベルシャザール、2015年ノンコノユメなどがいます。
発走は15:30です。
優勝馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます。
チャンピオンズカップに向けて、JBC競走、みやこステークスに続くダート重賞戦線。
同じダートの重賞競走が日程的に重なり、有力馬が分散しそうな感じなんですが、かなりハイレベルなメンバーが揃った感じの武蔵野ステークス。
もちろん、チャンピオンズカップのステップレースなんですが、施行条件から来年のフェブラリーステークスをも見据えた一戦になりそう。
馬券的には1800mのチャンピオンズカップ目標の馬より、今回の1600m志向が強い馬を中心にしたいですね。
それでは武蔵野ステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎3デュープロセス
○8ドリームキラリ
▲11サンライズノヴァ
△5エアアルマス
△16カフジテイク
△13スウィングビート
△7ワンダーリーデル
本命はデュープロセス。
デビュー戦で2着、その後はオープン2勝を含む4連勝した3歳馬。
近2走はユニコーンステークス2着、グリーンチャンネルカップ5着と敗れているが、まだまだ伸び代がありそうな3歳馬なので見限りはまだ早そう。
どこからでも競馬が出来るタイプで、距離的にも1800mのチャンピオンズカップより1400m、1600mの方が適性距離と思われ、次より今回での結果を求めていそうな感じ。
来年のフェブラリーステークス出走に向けて何とかここで賞金を加算させたいところだろう。
対抗はドリームキラリ。
前走は展開が厳し過ぎた敗戦で、とにかくハナを切れれば滅法粘り強い馬。
東京コースでは過去2勝だが、昨年の欅ステークスではサンライズノヴァを封じ込めて優勝、今年のオアシスステークス、欅ステークスでも59キロを背負って共に2着と適性は高い舞台。
重賞でも2016年武蔵野ステークス5着、2017年マーキュリーカップ4着、2017、2018年のエルムステークスで3着、2着があり、このメンバーでも格下感はない。
チャンピオンズカップはほぼ眼中に無い感じの馬で、ここでのメイチ感も十分。
今回は他にハナに拘りそうな馬がおらず、楽に主導権を取れそうなメンバーで、粘り込みが期待出来る。
サンライズノヴァは前走のマイルチャンピオンシップ南部杯でJpnⅠ初制覇。
東京ダート1600mはベストコースで、チャンピオンズカップ云々よりここでの結果が欲しい馬。
59キロと斤量的には厳しいが、前走のように先団を射程に入れた位置でレースを進める事が出来れば。
馬券はデュープロセス中心の三連複で買いたいですね。