明日、門別競馬場で2歳牝馬のダートグレード競走、エーデルワイス賞が行われます。
昨年のエーデルワイス賞は北海道(当時)のアークヴィグラスが優勝。
エーデルワイス賞は1998年に中央・地方全国交流重賞として創設。
歴代優勝馬の中から2005年グレイスティアラ、2016年リエノテソーロの2頭が後にダート2歳チャンピオン決定戦である全日本2歳優勝を制しています。
毎年、中央馬対道営馬の印象が強いエーデルワイス賞ですが、2003年エスワンスペクター(佐賀)、2006年パラダイスフラワー(岩手)と、2頭の地方他地区馬の優勝もあります。
発走は20:00です。
JRA4頭、地元・北海道11頭、計15頭で争われます。
まだまだ底が分からない2歳馬によるレースで、しかも15頭の多頭数。
まあ、中央馬にとってはここで勝てれば賞金的に来年の桜花賞に出走可能になりますし、地方勢にとってはグランダム・ジャパン2歳シーズンのポイントが懸かるレース。
ただ、馬券的に考えるとほとんどの馬を押さえなければならない感じで非常に難解。
あまり手を広げ過ぎず、軸を決めて少ない買い目で勝負するのが良いかも知れませんね。
それではエーデルワイス賞の予想を評価順で紹介します。
◎8アザワク
○1デビルスダンサー
▲4プリモジョーカー
△6グローリアスレゴン
△13レインズパワー
本命は地元・北海道のアザワク。
デビューからの2戦が非常に良いスピードを見せての楽勝。
JRAの函館2歳ステークスでは結果を残せなかったが、地元に帰った前走は勝利。
地元・門別でのダートでは3戦3勝で、前走のレース振りから脚質に幅も出てきているように馬も成長している。
現時点での完成度ならJRA勢も含めて上位の存在。
対抗はデビルスダンサー。
福島ダート1150mでのデビュー戦は低評価ながら2着だったが、あの時は勝ったオヌシナニモノが強過ぎた印象。
2戦目、前走の中山ダート1200mの未勝利戦では好位から抜け出して優勝と、レース振りに安定感も出てきた感じ。
2歳戦でスピード任せのレースをしそうな馬が多い中、内枠から好位で脚を溜めれそうなのは良さそう。
プリモジョーカーもアザワクと同じく地元・門別ダートでは無敗の3戦3勝、前走で重賞勝利を飾った。
前走リリーカップの勝ち方から、ここもハナを切れれば十分に好勝負出来そう。
馬券はアザワク中心の馬単を考えています。