本日、東京競馬場では天皇賞・秋の前哨戦、毎日王冠が行われます。







昨年の毎日王冠はアエロリットが優勝。




毎日王冠は1950年創設、天皇賞・秋の前哨戦ながら1800mで行われる事から中距離・マイルの有力馬が激突する見応えあるレースが毎年展開されています。



主な歴代優勝馬には1996年アヌスミラビリス(UAE)、1997年バブルガムフェロー、1998年サイレンススズカ、1999年グラスワンダー、2001年エイシンプレストン、2006年ダイワメジャー、2009年カンパニー、2013年エイシンフラッシュ、2015年エイシンヒカリ、2017年リアルスティールなどがいます。



中でも1998年の毎日王冠はサイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサーの3頭が激突し、異常な盛り上がりを見せた名レースでした。






発走は15:45です。


優勝馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられます。


地方・北海道からハッピーグリンが参戦。






10頭立てながらGⅠホースが5頭出走。

毎年の事ですが、豪華なメンバーが揃う関東で行われる天皇賞・秋の前哨戦である毎日王冠。



そんなGⅠホース5頭を押し退けて、前日の単勝1番人気は天皇賞を目指しての3歳馬ダノンキングリー。

同期の皐月賞馬サートゥルナーリアも秋初戦の神戸新聞杯を優勝し、天皇賞出走を表明。

アーモンドアイも出走してくる天皇賞へ向けてダノンキングリーはこの豪華メンバー相手にどんな形のレースで名乗りを上げるか。


もちろん、マイラーにとっても秋のマイルチャンピオンシップへ向けての前哨戦になるだけに今後のGⅠ戦線にとって間違いなく重要なレースになって来るでしょう。







それでは毎日王冠の予想を評価順で紹介します。





◎3アエロリット
○6ペルシアンナイト
▲4インディチャンプ
△9ダノンキングリー
△8ハッピーグリン
△2ギベオン





本命はアエロリット。

昨年の毎日王冠優勝馬にしてNHKマイルカップを制しているGⅠホース。


本命にした安田記念では、アーモンドアイに先着する2着、超ハイペースのヴィクトリアマイルでも5着に粘るなど、気分良く走れれば、普通の馬なら潰れるようなペースでも強さを見せる馬。


昨年の毎日王冠やヴィクトリアマイル、安田記念の時計から、高速決着に非常に強く、開幕週で内枠を引けたのは何より。


楽にペースを握れそうなメンバー構成で、東京コースはベストの舞台、休み明けも心配ない馬で、好勝負する条件はかなり揃っている。







対抗はペルシアンナイト。

2017年マイルチャンピオンシップ優勝以来勝利から遠ざかっているが、前走の札幌記念では僅差の5着に入り、復調気配を見せた。


昨年の大阪杯、マイルチャンピオンシップ共に2着など、今回のメンバーでも十分に突き抜けて不思議はない力を持っている。


東京コースに一抹の不安はあるが、同じ左回りの中京で勝っている事から、適性が無いとは思えない。


鞍上A・シュタルケ騎手器用も含め、実績馬の一撃を期待。







春の安田記念を制したインディチャンプは休み明けだが、得意の左回り・東京コースならいきなりから好勝負出来そう。







馬券は三連単でアエロリット中心で買いたいですね。