明日の京都競馬場のメインレースは芝2400mの重賞競走、京都大賞典です。
京都大賞典の前身は1965年創設の〝ハリウッドターフクラブ賞〟。
1974年に現在のレース名である京都大賞典になりました。
関西で行われる天皇賞・秋の前哨戦で、過去の優勝馬には当時のトップクラスの馬が優勝して来ました。
主な歴代優勝馬には1995年ヒシアマゾン、1996年マーベラスサンデー、1997年シルクジャスティス、1998年セイウンスカイ、2000年、2001年連覇のテイエムオペラオー、2003年タップダンスシチー、2006年スイープトウショウ、2009年オウケンブルースリ、2015年ラブリーデイ、2016年キタサンブラックなどがいます。
発走は15:35です。
優勝馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられます。
個人的に今年の京都大賞典は多頭数な事もあり、かなり混戦な感じがしています。
まあ、中長距離のトップクラス3頭、フィエールマン、ブラストワンピース、キセキが凱旋門賞に遠征して不在なのはありますが、ここから天皇賞・秋やアルゼンチン共和国杯、ジャパンカップへ進んで行く馬もいてるであろうはずで、どの馬が京都大賞典をメイチに持って来ているかの見極めが非常に難しい。
こんな時こそ自然体で自分が良いと思っている馬から素直に買いたいですね。
それでは京都大賞典の予想を評価順で紹介します。
◎4エタリオウ
○14ダンビュライト
▲10ウラヌスチャーム
△1ノーブルマーズ
△16グローリーヴェイズ
△9エアウィンザー
△8パリンジェネシス
△6シルヴァンジャー
本命はエタリオウ。
1勝馬ながら、これまで菊花賞など重賞レースで4度の2着、日本ダービー、天皇賞・春でも4着などの実績がある〝最強の1勝馬〟というありがたくないニックネームを付けられているエタリオウ。
宝塚記念は案外な結果に終わったが、2400m以上の距離が非常に得意なステイヤーで、今回の京都コースへの不安も全くない。
秋の大レースへ向けて、何とか重賞タイトルが欲しいところ。
対抗はダンビュライト。
今年は好メンバーが揃った京都記念を勝って重賞2勝目を上げた。
2400mの距離はこれまで日本ダービー6着、神戸新聞杯4着などがあるが、菊花賞での5着があるだけに距離に対する心配はないはず。
元々は相手に関わらず自分の力量分は走る馬で、人気があまりない時ほど魅力がある。
追い切りの動きも抜群で、状態は非常に良さそう。
ウラヌスチャームは京都コースは初めてだが、末脚が武器の馬だけに広い外回りコースは大歓迎。
馬券はエタリオウ中心の三連複フォーメーションを考えています。

