明日から中山競馬が開幕。
土曜日の中山競馬場では秋華賞トライアル、紫苑ステークスが行われます。
昨年の紫苑ステークスはノームコアが優勝。
紫苑ステークスは2000年に秋華賞トライアルとして創設され、2016年に重賞競走に昇格。
主な歴代優勝馬には2001年レディパステル、2005年コスモマーベラス、2007年アルコセニョーラ、2014年レーヴデトワール、2016年ビッシュ、2017年ディアドラなどがいます。
2017年優勝馬ディアドラはその後、秋華賞優勝、2019の今年は英国・ナッソーステークスでも優勝と活躍中ですね。
発走は15:45です。
3着までにGⅠ秋華賞の優先出走権が与えられます。
中央転入初戦になる7番トーセンガーネットは南関東牝馬二冠馬で中央馬相手の交流重賞でも力を見せている。
芝は2歳以来2度目になるが、成長した今ならどこまで戦えるか。注目です。
とりあえず今年の3歳牝馬戦線の主役である桜花賞馬グランアレグリアはスプリンターズステークス参戦、オークス馬ラヴズオンリーユーは秋華賞直行、その他ダノンファンタジーは来週のローズステークスに出走予定と、それらに続く馬の出現はあるのか、秋華賞に向けてしっかりレースをチェックしておきたいですね。
それでは紫苑ステークスの予想を評価順で紹介します。
◎15パッシングスルー
○14カレンブーケドール
▲1エアジーン
△5レッドベルディス
△6フェアリーポルカ
△2クールウォーター
△8グラディーヴァ
本命はパッシングスルー。
デビュー戦優勝後はシンザン記念、フローラステークスと共に僅差の4着。
自己条件となった前走の1勝クラスでは好位からの競馬で危なげなく楽勝。
元々素質の高さを見せていたが、ひと夏を越して更に成長しているはずで、大外枠からスンナリ好位を取れそうなのも良さそう。
何とか秋華賞の権利を取りたいはずで、勝負気配が漂う。
対抗はカレンブーケドール。
スイートピーステークスを優勝して挑んだオークスでは好位から抜け出して先頭に立ったが、ゴール寸前でラヴズオンリーユーに差され、無念の2着。
しかし、クロノジェネシスやダノンファンタジーに先着した内容は堂々たるもので、3走前のクイーンカップでもクロノジェネシス相手に僅差の勝負をしていた事から元々高い能力を持っていたと考えるべきだろう。
賞金的に秋華賞出走は確定している存在だが、今回のメンバーなら力は上位の存在で、いたずらに軽視する必要は全くないだろう。
穴は中山芝2000mのミモザ賞が中々のパフォーマンスで優勝したエアジーンか。
馬券はパッシングスルー、カレンブーケドール中心の三連系で買いたいですね。

