本日、門別競馬場で牝馬限定のダートグレード競走、ブリーダーズゴールドカップが行われます。







昨年のブリーダーズゴールドカップはJRAのラビットランが優勝。



ブリーダーズゴールドカップは1989年創設、現在は閉鎖してしまった旭川競馬場で行われていました。


2009年に閉鎖した旭川競馬場に替わって門別競馬場での開催に移行、2014年から牝馬限定の交流重賞になりました。




中央・地方交流重賞として歴史があるブリーダーズゴールドカップ。

主な歴代優勝馬には第1回は笠松の伝説的名馬フェートノーザンが優勝、1995年ライブリマウント、1999年スノーエンデバー、2000年、2001年連覇のウイングアロー、2003年イングランディーレ、2004年タイムパラドックス、2009年スマートファルコンなどがいます。


ちなみに近年での地方所属馬の優勝は2007年の地元・北海道競馬のギルガメッシュですが、この年は馬インフルエンザの影響で中央馬不在で行われました。


牝馬限定戦になってからは2014年サンビスタ、2015年、2016年連覇のアムールブリエなどが優勝しています。





発走は20:00です。


JRAから5頭、地元・北海道6頭の計11頭で争われます。



今年浦和競馬場で行われるJBC競走の牝馬限定戦・JBCレディスクラシックは1400mという事で直接的にブリーダーズゴールドカップが繋がるレースになるかは疑問ですね。


まあ、今回のメンバーからJBCレディスクラシックに出走して来る馬もいるかも知れませんが、とりあえずは来月に大井競馬場で行われるレディスプレリュードに向けてのステップレースとしては注目の一戦ですね。




それではブリーダーズゴールドカップの予想を紹介します。

評価順で。





◎6プリンシアコメータ
○11アンデスクイーン
▲9ビスカリア
△2ラインカリーナ
△3クイーンマンボ
△4アルティマウェポン





本命はプリンシアコメータ。

昨年の同レースの2着馬で、その後はレディスプレリュード優勝、今年に入ってもエンプレス杯優勝と通算重賞4勝目を狙うプリンシアコメータ。


前走のブリリアントステークスでは牡馬相手に2着と、地力の高さを改めて証明した。


安定した先行力は魅力で、門別コースも経験済みなので今回のメンバー的に一番優勝に近い存在に感じる。







対抗はアンデスクイーン。

中々、牝馬限定交流重賞出走が叶わなかったが、昨年秋のJBCレディスクラシックでは掲示板を確保する5着と確かな能力は証明済みのアンデスクイーン。


昨年末に2回目の準オープン優勝後は牡馬相手のブリリアントステークス、スレイプニルステークス共に僅差の勝負をしており、前走の名鉄杯でも厳しい展開の中で4着。


牝馬限定の交流重賞なら力量は上位で、位置取りにも注文が付かないタイプなのは魅力的。







ビスカリアは今年1月のTCK女王盃が圧巻の内容。

前走は芝での敗戦で度外視出来るので巻き返しが期待出来る。






苦戦が予想される地方・地元勢では昨年のレディスプレリュード3着などグレードレースでも好勝負しているアルティマウェポンの展開が向いての差し込みを警戒したい。






馬券は三連単でプリンシアコメータ中心で買いたいですね。