本日、盛岡競馬場でダートグレード競走のマーキュリーカップが行われます。








昨年のマーキュリーカップはJRAのミツバが優勝。




マーキュリーカップは2017年から地方在籍馬初でJRAのGⅠ競走フェブラリーステークスを制した岩手競馬が誇る名馬メイセイオペラを顕彰する「メイセイオペラ記念」と銘を打たれたダートグレード競走。



マーキュリーカップは1997年に創設、1999年まで同じ岩手の水沢競馬場で開催、2000年から盛岡競馬場へ開催が移りました。

歴代優勝馬には1998年のメイセイオペラを初め、2010年カネヒキリ、2011年ゴルトブリッツなどのGⅠ/JpnⅠウイナーがいます。




発走は16:50です。



JRAから5頭、笠松4頭、地元・岩手5頭の計14頭で争われます。



秋のマイルチャンピオンシップ南部杯、JBC競走などに繋がる夏の岩手競馬の名物交流重賞競走。


過去のこのレースはJRA馬が圧倒的に強く、地元・岩手勢の優勝は名馬メイセイオペラ以来ありません。


他地区の地方勢の優勝も2015年の大井・ユーロビートのみで、地方勢はかなりの苦戦傾向です。


そろそろ地方勢、特に地元勢に意地を見せてもらいたいんですが、掲示板に入れば御の字といったところでしょうか。


まあ、今年もJRA勢の上位独占が濃厚でしょうね。





それではマーキュリーカップの予想を評価順で紹介します。





◎9テルペリオン
○1グリム
▲14ロードゴラッソ
△3ノーブルサターン
△11コパノチャーリー





本命はテルペリオン。

今年はリステッド競走の仁川ステークス、オープン特別のスレイプニルステークスとオープンクラスに上がってから2勝を上げているように今が一番充実している馬。


先行抜け出しが得意な馬だが、ある程度融通が効く脚質も魅力で、2000mくらいの距離は恐らくベスト。


2100mの前走を使っているのも今回に繋がるはずで、ぴったりとグリムに離されず付いていく形ならゴール前で競り落とす可能性はありそう。






対抗はグリム。

今まで重賞3勝を上げているように今回のメンバーでは実績は頭一つ抜けている存在の馬。


脚質的にもダート競馬で一番安定する先行タイプで、それは成績にも表れている。


幅広い距離をこなせる馬で、今回は別定重量戦でただ1頭56キロの斤量を背負うが、全く気にする必要は無いだろう。


普通に馬券内に来る可能性は極めて高そう。






ロードゴラッソは前走、大沼ステークスの勝ち馬が自分の競馬に持ち込んでの楽勝だったが、ロードゴラッソ自身も悪くない内容での2着。

2走前のGⅢマーチステークスでも僅差の勝負をしているように本格化してきている。






馬券は三連単でテルペリオン頭固定を中心に買いたいですね。