明日の川崎競馬場では牝馬限定のダートグレード競走、スパーキングレディーカップが行われます。







昨年のスパーキングレディーカップはJRAのリエノテソーロが優勝。




スパーキングレディーカップが行われる川崎競馬場で川崎記念2連覇、エンプレス杯2連覇と圧倒的な強さを見せた砂の女王ホクトベガを顕彰する「ホクトベガメモリアル」と銘を打たれたレースです。




スパーキングレディーカップは1997年創設、翌年の1998年に全国指定交流重賞になりました。



歴代優勝馬には1999年ファストフレンド、2001年プリエミネンス、2003年レマーズガール、2004年グラッブユアハート、2009年~2011年と3連覇したラヴェリータ、近年の優勝馬でも2013年メーデイア、2016年ホワイトフーガ、2017年アンジュデジールなどはJBCレディスクラシックを制したようにダート女王を目指す馬にとっては重要なレース。



しかし、スパーキングレディーカップは圧倒的に中央馬が強さを見せているレースで、地方馬の優勝は2008年トーセンジョウオー(船橋)以来ありません。





発走は20:05です。


JRAから4頭、大井3頭、地元・川崎3頭、浦和2頭、船橋、名古屋各1頭の計14頭で争われます。






JRA勢・地方勢共に好メンバーが揃いましたね。


交流重賞は毎度の事ながらJRA馬は有力になるんですが、今年の地方勢は前走のマリーンカップでグレードホースの仲間入りを果たした地元・川崎のラーゴブルー、JRA在籍時にTCK女王盃を優勝している浦和のミッシングリンク、今年のTCK女王盃2着で現在連勝中の大井マルカンセンサーなど、地方馬の優勝も十分にありそうですね。






それではスパーキングレディーカップの予想を紹介します。

評価順で。




◎11ゴールドクイーン
○4ファッショニスタ
▲3ラーゴブルー
△1マドラスチェック
△2サルサディオーネ
△7ミッシングリンク




本命はゴールドクイーン。

現在2連勝中で、前走のかきつばた記念でダート重賞初制覇と勢いに乗っているゴールドクイーン。


今回は初の1600mになるが、小回りコースの川崎ならある程度のごまかしは効きそう。


芝レースでも先行力を見せていた馬なのでハナを切っての押し切りを期待。







対抗はファッショニスタ。

昨年のJBCレディスクラシック3着馬で、その後は準オープン1着、オープン2着と非常に安定している。


前走の牡馬混合の天保山ステークスでは今週行われるGⅢプロキオンステークスの有力馬ヴェンジェンスが相手だけに中々価値のある2着。


昨年秋より充実・成長している感じがあるので、ここで重賞制覇の可能性も十分。







ラーゴブルーは地元・川崎コースで5戦4勝、前走の船橋・マリーンカップで交流重賞制覇と波に乗っているだけに2008年以来の地方馬の優勝の期待が懸かる。






馬券は三連単でゴールドクイーン、ファッショニスタ中心で買いたいですね。