明日、アメリカ・ベルモントパーク競馬場ではアメリカ三冠最終戦、ベルモントステークスが行われます。
アメリカ三冠競走の最終戦ベルモントステークス。
ニューヨーク州にあるベルモントパーク競馬場で行われるベルモントステークスはアメリカ三冠競走の中でも一番歴史がある競走で、今年で第151回を迎える。
ベルモントステークスと言えば、1973年の優勝馬セクレタリアト。
後続に31馬身を付けてベルモントステークスを楽勝、ジョッキーが後ろを振り返ったシーンはとても有名で、ベルモントパーク競馬場にはセクレタリアトを顕彰する銅像があります。
ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークスのアメリカ三冠を制覇、芝でもマンノウォーステークス、カナディアンインターナショナルステークスなどの大レースを制したセクレタリアトは伝説的な名馬としてアメリカの競馬ファンに語り継がれています。
日本馬のベルモントステークス挑戦
2008年、カジノドライヴが前哨戦のGⅡピーターパンステークスを優勝、しかしベルモントステークス当日に挫跖で無念の出走取消。
2016年はUAEダービーを制したラニがケンタッキーダービー9着、プリークネスステークス5着を経て、ベルモントステークスに出走し、3着と健闘。
2017年、エピカリスはデビューからダートで4連勝、ドバイ・UAEダービーでも2着と好成績を収めてベルモントステークスにエントリー。
しかし、レース当日に跛行で出走取消になった。
発走は日本時間6月9日7:37です。
日本からはケンタッキーダービーに続いてマスターフェンサーが出走。
厳しい日程で行われるアメリカ三冠競走。
ケンタッキーダービー馬カントリーハウスは回避、三冠競走全てに出走するのは前走プリークネスステークスを優勝したウォーオブウィル1頭のみ。
いかに日本馬ラニが三冠競走全てに出走、健闘したのが偉大な事か分かりますよね。
ダート2400m戦と言う事で後方でジックリと脚を溜めれそうなマスターフェンサーにも期待十分ですね。
それではベルモントステークスの予想を評価順で紹介します。
番号は馬番です。
◎10タシトゥス
○9ウォーオブウィル
▲3マスターフェンサー
△8イントレピッドハート
△5バーボンウォー
本命はタシトゥス。
タンパペイダービー、ウッドメモリアルステークスと重賞連勝して挑んだケンタッキーダービーでは後方からの競馬になったが、ラストは凄い脚で追い込んで3着。
ダービー後はプリークネスステークスを回避してベルモントステークスに的を絞った調整で状態も良さそう。
自在な立回りが出来る馬で、普通に考えればメンバー中、能力は最上位。
対抗はウォーオブウィル。
年明けから重賞2連勝、ケンタッキーダービーでは不利がありながらの7着なら健闘したと考えられる。
前走のプリークネスステークスでは得意の先行力を生かして見事優勝。
外枠からスンナリ好位に付けて競馬が出来そうで、三冠皆勤の疲れさえ出なければ二冠の可能性は十分。
日本のマスターフェンサーはケンタッキーダービーで直線だけの競馬に徹して6着と大健闘。
レース後に鞍上ジュリアン・ルパルー騎手は「ビッグレースが出来た、距離が伸びて更に良さそう」とコメントしており、後方から脚を溜めてエンジン全開なら上位に食い込み、それ以上の期待も出来る。
馬券は三連単2頭軸マルチで、タシトゥス、ウォーオブウィルかタシトゥス、マスターフェンサーにするかギリギリまで考えたいですね。
ベルモントステークスは6月9日(日)7:00~8:30までグリーンチャンネルで無料生中継されます。
明日の朝が楽しみです(^○^)