本日、東京競馬場では3歳マイル王決定戦、NHKマイルカップが行われます。







2007年のNHKマイルカップはピンクカメオが優勝。



ピンクカメオは父フレンチデピュティ、母シルバーレーンという血統の牝馬。



2006年7月の福島競馬場でのデビュー戦を1番人気に応えて優勝。

2戦目のマリーゴールド賞は2着、続く500万を優勝してオープン入り。


12月、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズに出走するが、マイナス14キロの馬体減が響いてか8着に敗れる。



年が明けて2007年、オープン特別・菜の花賞に出走。

前走から馬体を戻してのレースで、3番人気で優勝する。


菜の花賞から直行で挑んだGⅠ桜花賞はダイワスカーレット、ウオッカから大きく離された14着と大敗した。



雨を切り裂いた豪脚





桜花賞で大敗したピンクカメオの次走にはNHKマイルカップが選ばれたが、前走の大敗や牡馬との対戦という事で18頭立ての17番人気。


雨が降る中、マイネルレーニア、オースミダイドウが引っ張る流れで、1番人気ローレルゲレイロは好位、ピンクカメオは馬群の後方で待機。


直線に入ってローレルゲレイロが抜け出しを図り、ピンクカメオは後方4番手から外に持ち出して追い込んでくる。


先行各馬は一気に飲み込まれ、1番人気ローレルゲレイロを含め、外からピンクカメオがまとめて差し切って優勝、鞍上の当時大井競馬所属の内田博幸騎手の手が上がった。


17番人気のピンクカメオが1着、2着に1番人気ローレルゲレイロ、3着にシンガリ人気のムラマサノヨートーが入り、三連単は970万を超える大波乱となった。




その後、ピンクカメオは勝ち星を上げれず、2009年4月に引退しました。






2007年のNHKマイルカップは本当に衝撃的な結果でした。

優勝したピンクカメオはもちろん、3着に18番人気のムラマサノヨートーとは馬名も含めて驚きましたね笑




発走は15:40です。



混戦3歳マイル路線でしたが、桜花賞馬グランアレグリアの参戦で一気に様相が変わりましたね。


2歳王者アドマイヤマーズも皐月賞からの路線変更での出走でメンバー的に締まった感じになりました。


荒れるGⅠのイメージがありますが、有力馬達はどんな走りを見せるか。





それではNHKマイルカップの予想を紹介します。

評価順で。




◎3ダノンチェイサー
○7グランアレグリア
▲6グルーヴィット
△5マイネルフラップ
△17アドマイヤマーズ
△10カテドラル
△8ヴァルディゼール




本命はダノンチェイサー。

オーナー所有馬の使い分けもあってか、皐月賞は回避。


視点を変えればマイルカップを任されたダノンチェイサー自身は勝負気配を感じる。


好位から競馬出来る馬で、マイルの距離も問題ない。






対抗はグランアレグリア。

前走の桜花賞は最高のパフォーマンスで楽勝。


無理に2400mのオークス出走より、マイルカップを選んだ事には好感が持てる。


桜花賞の内容から、マイルはベストな印象で、後は朝日杯フューチュリティステークスの結果から牡馬との相手関係だけか。





馬券は三連単でダノンチェイサー、グランアレグリア2頭軸マルチで買いたいですね。