本日の中山競馬場のメインレースは3歳馬によるマイル重賞、ニュージーランドトロフィーです。
2007年のニュージーランドトロフィーはトーホウレーサーが優勝。
トーホウレーサーは父チーフベアハート、母パシアンという血統の牡馬。
2006年京都競馬場の新馬戦でデビューし、8着。
年が明け2007年、5戦目で初勝利を上げると、続く500万でも1着となり、2連勝を飾る。
重賞初挑戦となったGⅢ毎日杯で5着と健闘、続いて中山競馬場のニュージーランドトロフィーに出走する。
ニュージーランドトロフィーでは16頭立ての11番人気だったが、先行して直線抜け出して優勝。
2着に16番人気マイネルフォーグ、3着8番人気ワールドハンターが入り、三連単は490万超えの大波乱となった。
続くGⅠNHKマイルカップは5着、その後ダート重賞を2戦したが、勝利に至らなかった。
2009年の福島テレビオープンで10番人気ながら勝利するが、2010年8月の小倉記念17着を最後に引退しました。
引退後は功労馬としてNPO法人・ホーストラストで余生を過ごしています。
ニュージーランドトロフィーの歴代優勝馬はかなりの名馬が名を連ねているんですが、トーホウレーサーが優勝した大波乱のニュージーランドトロフィーはまた別の意味で衝撃的でしたね。
発走は15:45です。
GⅠNHKマイルカップのトライアル競走で、3着までに優先出走権が与えられます。
抜けた馬がいない3歳マイル路線。
このレースも確たる存在がおらず、混戦模様ですね。
波乱も十分に考えられそう。
それではニュージーランドトロフィーの予想を紹介します。
評価順で。
◎3メイショウショウブ
○13カルリーノ
▲11アガラス
△15コスモカレンドゥラ
△9アンクルテイオウ
△4ヴィッテルスバッハ
△7ココフィーユ
本命はメイショウショウブ。
昨年のGⅡデイリー杯2歳ステークスでは後の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬アドマイヤマーズの2着になり、今後が期待されたが、近2走は物足りない結果。
特に前走は出遅れが全ての内容で6着になり、晴れの桜花賞の出走権獲得に失敗。
桜花賞を断念してのニュージーランドトロフィー出走になるが、追い切りの動きは抜群で本来の先行する競馬で結果が求められる。
対抗はカルリーノ。
デビューしてから素質の高さを見せていたが、中々勝ち切れない競馬が続いているカルリーノ。
昨年のGⅡ京王杯2歳ステークスでは今年の皐月賞の有力馬の1頭であるファンタジスト相手に0秒3差の3着があり、混戦3歳マイル重賞なら十分に勝負になる計算は成り立つとみる。
前走は出遅れての消極的な競馬での3着惜敗で、今回は勝負を懸けた怒りの連闘になる。
自力はアガラスがメンバー中では上位の存在だが、スタートや初の中山コースに一抹の不安はある。
馬券はメイショウショウブ中心の三連複で買いたいですね。

