本日の中山競馬場のメインレースは桜花賞トライアル、アネモネステークスです。







2007年のアネモネステークスは地方・船橋競馬所属のエミーズスマイルが優勝。



エミーズスマイルは父アグネスタキオン、母エミスフェールという血統の牝馬。



2006年、北海道競馬所属として札幌競馬場でデビューして3着。


3戦目の旭川競馬場(2008年閉場)でのJRA認定戦アタックチャレンジで初勝利、続く盛岡競馬場の芝重賞ジュニアグランプリでは後の岩手競馬の芝王者ボスアミーゴの2着と好走。


南関東・船橋に移籍したエミーズスマイルは芝を求めてJRA東京競馬場の赤松賞(500万)に出走、勝ち馬からタイム差無しの3着に健闘、高い芝適性を見せる。




2007年、再び中央へ遠征、JRA中山競馬場での寒竹賞では3番人気に支持され、優勝。


桜花賞を目指してトライアルのアネモネステークスでは1番人気に支持され、好位から抜け出して優勝、見事に地方馬ながら牝馬クラシック桜花賞の出走権を掴み取る。



しかし、5番人気に支持された大一番、GⅠ桜花賞ではダイワスカーレット、ウォッカなど強敵の前に15着と大敗。


JRA福島競馬場のGⅢラジオNIKKEI賞でも9着に敗れ、その後は調教中の衝突事故が原因で引退、繁殖牝馬となった。



繁殖牝馬としてロジータ記念優勝、南関東クラシックで活躍したエミーズパラダイスを輩出しました。






エミーズスマイルは地方・中央通じて重賞レースでの勝利はありませんでしたが、地方所属としてトライアルのアネモネステークスを勝ち、クラシック桜花賞に出走した事は非常に価値がありますね。


地方競馬でも南関東所属馬は他の地区の地方所属馬よりGⅠトライアルに出走するハードルが低いと思うので芝が合いそうな馬は積極的に中央に挑戦してほしいですね。






発走は15:45です。


2着までにGⅠ桜花賞の優先出走権が与えられます。



昨年はアーモンドアイが三冠を達成した牝馬三冠路線。

今年は昨年の2歳牝馬チャンピオンで桜花賞トライアルのチューリップ賞でも強い勝ち方をしたダノンファンタジーが一歩リードしている感じですね。


本日は阪神競馬場でも桜花賞トライアルのGⅡフィリーズレビューが行われますが桜花賞を占う意味ではアネモネステークスにも注目したいですね。




それではアネモネステークスの本命馬を紹介します。




◎2マジックリアリズム




1勝馬ばかりのメンバーで何が来てもおかしくないんですが、それならこの馬を本命にしてもおかしくないかな?って感じですね笑


堅実に走ってくるタイプの馬と思うし、前走のGⅢクイーンカップでも強豪相手にそこまで差の無いレースをしている。


このメンバーなら瞬発力も見劣らないので上手く内で脚を溜められれば十分に好勝負出来る。






馬券はマジックリアリズム中心の馬単で買いたいですね。