本日、東京競馬場のメイン競走は長距離のハンデ重賞、ダイヤモンドステークスです。



1999年のダイヤモンドステークス(当時は3200m)はタマモイナズマが優勝。


(タマモイナズマの父タマモクロス)



タマモイナズマは父タマモクロス、母タマモハッピーという血統で1996年にデビュー。



デビュー戦で敗れ、8戦目の芝2400mの未勝利戦でようやく初勝利。


その後も中々勝ち上がるのに時間が掛かったが1998年に500万、900万(現1000万)を連勝、格上挑戦のGⅢ愛知杯(当時は父内国産馬限定重賞)は8着に敗れたが徐々に晩成型の血が開花しかけていた。



年が明けて芝3000mのオープン特別、万葉ステークスに出走、格上挑戦の為、10頭中6番人気だったがハナを切ってそのまま逃げ切り、優勝。


続くGⅢダイヤモンドステークス(当時3200m)も3番人気で逃げ切り、重賞制覇。


3200mのGⅠ天皇賞・春に目標を定め、前哨戦のGⅡ阪神大賞典に出走し5着。


本番の天皇賞・春は優勝馬スペシャルウィークなど、かなりハイレベルな強敵の前に12着と惨敗。



その後は以前の粘りは影を潜めて大敗を繰り返し、2001年2月に引退、小倉競馬場で誘導馬になった。


しかし、2003年小倉競馬場で行われた馬術大会の競技中に故障し、安楽死の処置がとられた。





当時は輸入種牡馬全盛の時代でタマモイナズマは内国産種牡馬タマモクロスの産駒として重賞を勝った時は嬉しかったですね。

本当はタマモクロスの後継種牡馬になってほしかったんですが。





今年のダイヤモンドステークス。




発走は15:45です。



貴重な芝3400mのマラソンレース。

頭数が少ないのでより、折り合いが重要になってきそうです。


メンバー的に天皇賞・春にあまり繋がる感じもしないんですが、まあ、昨年の菊花賞3着馬ユーキャンスマイルがどんな競馬を見せるかといったところですね。




それではダイヤモンドステークスの予想を評価順で紹介します。




◎10ユーキャンスマイル
○8サンデームーティエ
▲6ララエクラテール
△9グローブシアター
△1ルミナスウォリアー




本命はユーキャンスマイル。

昨年の菊花賞3着馬で3走連続で上がり最速をマーク。


前走は直線で内にもたれての敗戦で54キロの手頃なハンデも恵まれた感じもある。


ただ、勝ち切るタイプの馬ではないような気もする。






対抗はサンデームーティエ。

やはりハナを切ってこその馬で今回陣営は「絶対にハナは譲らない」とコメントしている。


現在1000万条件の馬だがその為かハンデ50キロも魅力で鞍上込みで一発が怖い。


後は有力馬が後方で牽制し合ってくれれば。





ララエクラテールは極端に瞬発力勝負になると分が悪いので持久力勝負に持ち込みたい。




馬券は三連単でユーキャンスマイル1、2着固定を考えています。