明日の京都競馬場では牝馬限定重賞、京都牝馬ステークスが行われます。
1996年の京都牝馬ステークス(当時は京都牝馬特別の名称で1600m)はショウリノメガミが優勝。
自分はこのショウリノメガミが優勝した京都牝馬特別が初めて競馬場に行った日でした。
ショウリノメガミはミスタープロスペクター産駒のアメリカ産馬で1994年にデビュー。
デビューは4歳(旧表記)6月と遅かったがこの年は4戦3勝で早くも準オープンまで上がる。
1995年、格上挑戦で初めての重賞レース出走が京都牝馬特別だったが4番人気で6着に敗れる。
その後は自己条件戦に出走するが勝ち切れず、再び900万クラス(現1000万)に降級するがすぐに900万クラスのレースを勝利。
続く札幌記念9着の後は休養し、95年を終える。
年が明けて96年の初戦は京都牝馬特別。
休み明けだったがマイナス14キロと絞った馬体で登場したショウリノメガミは5番人気。
鞍上オリビエ・ペリエは好位からレースを進め優勝。
現地で観戦していたんですが3コーナーの坂で桜花賞馬ワンダーパフュームが故障(予後不良)したのが凄く衝撃的でした。
重賞制覇を飾ったショウリノメガミは秋になり、GⅠマイルチャンピオンシップで8番人気ながら内から鋭く伸びて2着と大健闘。
1997年の初戦は連覇を狙って京都牝馬特別に出走するが1番人気で5着、続く中山牝馬ステークスでは天才武豊を背に勝利、重賞2勝目を飾った。
その後は2戦するが大敗して引退。
個人的にショウリノメガミは初めて競馬場に行った時のメインレースの勝ち馬で名前的にも印象深いですね。
まあ、ワンダーパフュームが故障した時の場内のどよめきも凄かったですし競走馬にとっての予後不良の意味も初めて知った機会になりました・・・合掌。
発走は15:35です。
GⅠヴィクトリアマイルに向けてフルゲート18頭が出走。
桜花賞馬レーヌミノルが出走していますがメンバーを見た第一印象は混戦ですね。
それに京都は開催最終週で芝は力の要る状態でスピード一辺倒の先行馬より外から差してくるであろう馬を中心に考えたいですね。
それでは京都牝馬ステークスの予想を紹介します。
評価順で。
◎11ワントゥワン
○17カラクレナイ
▲9エイシンティンクル
△14ミスパンテール
△12アルーシャ
△5レーヌミノル
△2ベルーガ
本命はワントゥワン。
前走の阪神カップは7着に敗れたがその前は牡馬相手の重賞で互角の勝負をしていたように能力は上位。
1400mの外回りコースなら自慢の末脚を生かせそうで差しが効く馬場になってきているのも良さそう。
対抗はカラクレナイ。
長く勝ち鞍に恵まれていないが短距離中心のローテーションを組まれていずれのレースも着差は僅か。
1400mはフィリーズレビューを勝っているベスト距離のはず。
この馬にとっても差しが効く馬場になってきたのはプラス。
そこまで勝負するレースとは思っていないので馬券はワントゥワンから三連複で少し買うぐらいで。

