明日は京都競馬場で3歳馬による重賞競走、きさらぎ賞が行われます。





2001年のきさらぎ賞はアグネスゴールドが優勝。



アグネスゴールドは大種牡馬サンデーサイレンスの産駒で2000年にデビュー。


デビュー戦優勝、年が明けての若駒ステークス1着、そしてクラシックに向けてのGⅢきさらぎ賞では後に宝塚記念を優勝するダンツフレームを抑えて1着、重賞初制覇を飾った。


皐月賞を目指してトライアルのスプリングステークスに出走し、ここでも優勝して4戦4勝。


当時、同期に厩舎、馬主、主戦騎手が同じで後に皐月賞を楽勝するアグネスタキオンも皐月賞への最重要レースである弥生賞を無敗で制しており、2頭の対決はもちろん、主戦騎手だった河内洋騎手がどちらに乗るのか?というのが話題になった。


結局アグネスゴールドはスプリングステークスの後に骨折し、春のクラシックは断念。


秋になり、復帰したが神戸新聞杯、菊花賞、鳴尾記念と敗戦が続いた。


その後も故障して復帰を目指したが2003年に〝不治の病〟屈腱炎を発症し、引退。



現在はブラジルで種牡馬生活を送るアグネスゴールドは現地で多くの重賞ウイナーを輩出している。

日本でも地方・兵庫所属のバンバンバンクが園田・兵庫ダービーを勝つなど活躍していました。



アグネスゴールドの同期にはアグネスタキオンの他にジャングルポケット、クロフネ、ダンツフレーム、マンハッタンカフェなど非常にハイレベルな世代で順調に行っていた状態での対決を見てみたかったですね。





今年のきさらぎ賞。




発走は15:35です。



サートゥルナーリア、アドマイヤマーズの2頭のGⅠホースが主役として待ち構えている今年の3歳クラシック戦線。



きさらぎ賞は頭数こそ少ないですが素質のある馬達も出走しているので皐月賞、日本ダービーに向けて要注目のレースになりそうですね。



頭数が頭数なので馬券の組み立てが非常に重要になってくると思うのでしっかりオッズとも相談して買い方を決めたいですね。




それではきさらぎ賞の予想を紹介します。

評価順で。



◎3ヴァンドギャルド
○7アガラス
▲8メイショウテンゲン
△1タガノディアマンテ
△4ダノンチェイサー
△2エングレーバー



本命はヴァンドギャルド。

前走のホープフルステークスは散々な不利を受けてまともに競馬を出来なかった。


それでも内が開いてからは良い脚を使い、2、3着馬とは差のない6着に入っている。


東京スポーツ杯2歳ステークスの内容からも水準以上の能力は確認出来るし今回はクラシックへ向けて結果が求められる。





対抗はアガラス。

東京スポーツ杯2歳ステークスの結果からやはりこの馬も低い評価にする訳にはいきませんね。


鞍上の戸崎圭太騎手が関西に乗りに来るのは勝負気配があるし、皐月賞出走を確実にするためには何とか2着以内が欲しいところだろう。


今回は外枠が当たったが少頭数なので問題はないと思う。





メイショウテンゲンは初勝利に4戦を要したがかなりの血統馬で相手なりに走れそうな感じもある。





馬券は三連単でヴァンドギャルド1着固定で買う予定ですがギリギリまで買い方を検討します。