2002年のジャパンカップダートのプログラムです。
元は東京ダート2100m(2002年は東京競馬場の改修工事の為、中山ダート1800m)で行われていたジャパンカップダート。
2008年から2013年までは阪神ダート1800m、2014年から中京ダート1800mで名称がチャンピオンズカップに変更。
芝のジャパンカップ同様、ジャパンカップダートも外国馬が中々集まりにくい状況。
しかし2002年は4頭の外国馬が出走していました。
アメリカ2頭、ドイツ1頭、香港1頭、地方からは東京大賞典、南部杯の優勝馬、岩手のトーホウエンペラーが参戦。
迎え撃つ日本勢の注目は3歳でJBCクラシックを制したアドマイヤドン、ジャパンダートダービーとダービーグランプリを圧勝してきたゴールドアリュール。
人気も2頭が集めていましたが優勝したのはランフランコ・デットーリ騎手鞍上のイーグルカフェ。
芝のNHKマイルカップ優勝馬だがダートでの実績は武蔵野ステークスでクロフネの2着はあったがメンバーの中では格下感な印象でした。
しかし、世界の名手デットーリは果敢に先行する強気の競馬で直線は内を捌いて1着でゴール。
このレースをリアルタイムで見た人のほとんどが〝デットーリは凄い〟と思ったはずで自分もかなり衝撃的だったゴール直後を今でも鮮明に覚えています。
デットーリ騎手は翌日に行われたジャパンカップでもイタリアのファルブラヴで優勝。
もう本当に凄いとしか言いようがない衝撃を受けたジャパンカップウィークでした。
近年のジャパンカップ、チャンピオンズカップはその当時ほどの衝撃はないんですが先週のジャパンカップ。
まあ、配当は安いんで笑
しかし、勝ったアーモンドアイは勝ち時計も含め、凄い馬で歴史に名を刻む名馬になるでしょうね。
来年の海外での活躍が楽しみですね(^^)
さて、今年のチャンピオンズカップなんですがダートの本場アメリカから1頭の外国馬が遠征してきますのでその馬の紹介と現時点の見解を。
パヴェル(アメリカ)
牡4歳
父クリエイティヴコーズ
母モンズヴィーナス(マリアズモン)
スティーブンフォスターハンデキャップを制しているGⅠウイナーでその他に今年はドバイワールドカップ4着、現アメリカ最強のアクセラレイトが優勝したパシフィッククラシックでは離されたが2着などがある。
実力、実績は十分な馬で先行脚質なのも今回人気を集めるであろうゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴの両頭が後方から競馬をするタイプなので中々魅力。
スンナリと先行体勢を取れれば豪華メンバーの日本勢を驚かせる場面も十分に考えられる。
個人的にもそろそろダート競馬の本場の底力を見せてほしいと思っているので日曜日が楽しみです(^^)