京都競馬場で行われる〝地方競馬の祭典〟JBC3競走。
メインはダート王道の中距離戦、1900mで争われるJBCクラシックです。
発走は15:40です。
地方代表馬としてエントリーしてきたのは兵庫・園田のタガノゴールド、浦和シュテルングランツ、名古屋カツゲキキトキト。
地方勢にとって一番厳しい戦いになりそうなのがJBC3競走の中でもこのクラシック。
過去10年でJBCクラシックで馬券内に入った地方馬は2010年のフリオーソ2着のみ。
しかし、タガノゴールドは元中央オープン馬で園田移籍後は姫山菊花賞を含む2連勝、シュテルングランツも東京記念優勝馬で鞍上には『帝王』的場文男、カツゲキキトキトはグレードレースに手が届く力を持つ名古屋最強馬と3頭共に、この大舞台に出走して恥ずかしい馬ではないので周囲を驚かすぐらいの走りを見せてほしい。
対する中央勢は現在の日本ダート界のトップ2頭、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴは不在も流石に層が厚いメンバー構成。
中央馬は地方競馬のダートコースの方が合う馬、次のチャンピオンズカップが最大目標の馬もいるはずでその辺りを見極めて馬を選びたいですね。
それではJBCクラシックの予想を評価順で紹介します。
◎14オメガパフューム
○4サンライズソア
▲9ノンコノユメ
△8ケイティブレイブ
△10テイエムジンソク
△7サウンドトゥルー
△5アスカノロマン
△12アポロケンタッキー
△15テーオーエナジー
本命はオメガパフューム。
今年は3歳ダートの頂上決戦であるジャパンダートダービーでルヴァンスレーヴの2着。
その時の勝ち馬ルヴァンスレーヴは南部杯制覇、グリムは白山大賞典を圧勝、クリスタルシルバーはマイルグランプリで南関東のトップ2頭をまとめて負かすなど今年の3歳ダート路線のレベルは非常に高い。
オメガパフュームも前走のシリウスステークスで53キロだったとはいえ、古馬相手にGⅢを勝っている事からかなりの能力を持っている馬。
現実、ルヴァンスレーヴに次ぐ3歳ダートNo.2なら十分にこのメンバーでも好勝負可能と考えられる。
対抗はサンライズソア。
地方でも名古屋大賞典を勝っているがこれまでのパフォーマンスを見ると地方の深いダートより中央の軽いダートの方が合いそうな馬。
今年は今回と同舞台である平安ステークスを勝っているのは大きな魅力でこの秋GⅠで確変中の鞍上ルメールなのもあり、低い評価には出来ない。
後はスタートを決めてスンナリとハナを切れれば。
今年のフェブラリーステークスの優勝馬ノンコノユメは3歳時に大井のジャパンダートダービーを勝っているがどちらかと言えば中央のダートで広いコース向き。
先行タイプが競り合ってくれるようなら最後に飛んでくる可能性も。
馬券をオメガパフューム中心で買い方をジックリ考えたいですね。
タガノゴールド下原ガンバレー!!