これまでの一年間、
音楽以外のことを書いたのは、
盲腸で入院した時の2回と
先日の一周年記事の合計3回だけでした。
 
一周年の記事の時にお仲間から
「音楽以外のことも記事にしたら」と
アドバイスを頂きました。
そんな発想はなかったのですが、
背中を押された感じで
「トライしようか!」という氣になりました。
 
で、今日は落語です。
 
1991年に61歳で亡くなられた
五代目春風亭柳朝さんをご存知でしょうか?
こんなお顔です。
同年代の方には懐かしいお顔ではないですか?
 

 

 

少し若い世代の方には春風亭小朝さんの
師匠と紹介します。
若手四天王として、談志・志ん朝・円楽と共に
並び称されたこともあります。
 
作家・愛川晶さんの落語ミステリー
「神田紅梅亭」シリーズの
名探偵「山桜亭馬春」の
モデルにもなっています。
(この小説面白いですよ!)
 
で、今日紹介するのは、この五代目柳朝師匠の
孫弟子にあたる春風亭正太郎改め
九代目春風亭柳枝さんです。
柳朝師匠の三番弟子、
正朝師匠のお弟子さんです。
この柳枝さんがこの度真打に昇進され、
一昨日は練馬・光が丘で行われた
真打昇進襲名披露興行に出かけました。
 
光が丘は5年前まで15年以上
私が住んだ街です。
そしてその光が丘に正朝師匠が
長年住んでおられて
地域寄席を開催されています。
(正朝師匠、今は引っ越されていますが、
木戸銭百円以上お気持ち価格破壊(笑)で、
今も月に一回この地で落語会が
行われています。)
 
そしてこの落語会が入門当時の正太郎さんの
デビューの場、当然思い入れのある
場所での真打昇進披露ですので
感慨もひとしおでした。
ご本人と師匠は勿論、
出演された他の師匠たちも
観客もスタッフも・・・。

涙を笑いに変える落語家さんたちの
新真打への〝愛″を感じる
真打昇進襲名披露興行でした。

あ~、楽しかった~!