1カ月ぶりに日本人、今回は4回、
ブルーズの人たちを取り上げます。
 
 
ブログをフォローさせて頂いている
コタパパさんの4/29の記事の中で
1988年のシカゴブルーズフェスを
取材したTV番組
「'88 CHICAGO ~ ブルースに乾杯!」が
紹介されました。
この中で登場するのが日本人のバンドとして
初めてこのフェスに参加した憂歌団。
 
本来はベースの花岡さんだけが
アンプを通しますが、
それでも椅子に座っての演奏です。
木村さんも勘太郎さんもアコースティックで
座って演奏していることが多い憂歌団。
が、しかし、映像では
ストリートでの演奏があり、
そこでは3人共、立ってしかもエレキ持って!
 
立ってる花岡さんって
なかなか見られない貴重映像です!
 
で、立ってエレキでとなると、
このジャケットのアルバム、
憂歌団8枚目の「氣分」、
1984年リリースです。
 
ジャケットからほぼエレキと思いきや
そこは流石の憂歌団、
バリバリ・エレキは
A面1曲目「Honey Honey Baby」
A面4曲目「気分を変エテ」
この曲、向井滋春さんのトロンボーンが最高!
B面1曲目「ナイフ」と
B面2曲目「どす黒いやつ」だけで
あとはほぼアコースティック(時々エレキ)、
全体的には柔らかい感じです。
 
エレキの4曲ではドラムの島田和夫さんの
スネアがビシビシ決まってカッコいい!
そしてアコースティックの曲では、
ブラシの切れが素晴らしい!
 
私自身が、ドラムを習い始めて分かった
ブラシの難しさ、
こんなキレッキレのブラシを
シャーシャカやりたい♬
 
残念ながらその島田さんは、
2012年に急逝されました。
もう、9年にもなりますね。(合掌)
憂歌団だけではなく、
大塚まさじさんとの“ツアーバンド”や
私の地元での伝説のバンド
“玉出ジャズオーケストラ”等でも
ご活躍されただけに訃報には驚きました。
 
結成時のメンバーでの再結成は
潰えましたが、
憂歌団、日本が誇るブルーズバンドです。