はじまりは「リッキー&960ポンド」の 
ヴォーカリストとしてテレビにも
出演されていらっしゃった時期も
あった亀淵友香さん。
70年代は大阪のミュージシャンとも
交流があり、
石田長生さんプロデュースで
リリースされたのが、
このアルバム「Back Stage」、
1978年リリースです。
 
KUROさん/西岡恭蔵さんの曲が3曲、
A面ラストの「アフリカの月」
B面1曲目の「Let's Happy Love」
B面ラストの「ジプシー ソング」
何れも友香さんのブルージーな歌声が
染みます。
 
B面4曲目の「真夜中」は金子真梨さん作詞。
コーラスに小田急小梅さんの名前が見えます。
この名前、真梨さんの別名ですね。
この時期だけすごく限定的に
使われていました。
 
全曲友香さんの存在感と説得力のある
ヴォーカルが素晴らしいアルバムです。
 
そんな亀淵友香さんは1990年代からは
ゴスペルグループ・VOJAを結成し
ライブ活動と後進の指導に尽力されました。
2005年には「KIZUNA」という
アルバムを制作、
その中の「きずな」と
「アメージング・グレース」で
1000人コーラスを実現されました。
実はその中の一人として私も参加しました。
 
残念ながら友香さんは2017年に72歳で
亡くなられました。  合掌