久しぶりの投稿である。
この病の確定診断がなされて丸8年が経過した。
一説によれば、とうに平均余命を超えている。
この1年、障害年金受給の手続きに追われた。
病の進行は、依然ゆっくりではある。
でも、確実に進んでいて、職場でも、買い物やお出かけでも
移動を伴うときには、車椅子を使うようになった。
と言うのも、霧島神宮に旅行した時、女房殿が車椅子移動を
薦めたのを、「大丈夫っちゃ」と維持を張った挙句、ほとんど
勾配のない、平坦とも思える坂で転倒し、右手薬指を骨折した。
転倒した時、呼吸するのも困難で、必死に「息をしなくては・・・」と
思ったのを今でも覚えている。
女房殿と言えば、最近転倒には慣れっこで、周囲の方々が険しい顔で
心配している中で、
いたって冷静に「大丈夫です。お心配ありがとうございます。」とその場をおさめ。
車椅子を自動車まで取りに行った経緯がある。
そのあと、どれほど叱られたかは想像どうりである。
もう、今年の桜も見たし、GWも過ごせた。
あと、どのくらいの時間が残されているのだろう。
知ったところで、何が出来るわけでもない。
この病の10人に4人は、夜間の突然死であるというデータを見たこともある。
難病ゆえ、エビデンスは確立しておらず、どれもこれも噂話程度でしかない。
ただ、進行性かつ致死性であることは、ゆるぎない事実である。
ゆえに、そのことを憂いても仕方なく、抗ったところで結果は変わらない。
なので、残されて時間は、目いっぱい活用している。
これが最後かもしれない・・・と思いつつ、また来年、もう一度実行してやるぞと決意する。
そういったことの繰り返しで、今の時を生きている。
もう、そろそろ、いいかな?とも思いながら・・・
もう、少し・・・と願う。
も一度、再建された首里城を、この目で見たい・・・今の目標かな?