今週末は彫刻家Kさんと過ごした。

 いっしょに「ガイアシンフォニー」を観た。

 「いやしの納豆」もいただいて食べた。

 「アレクセイと泉」という映画も観た。

 チェルノブイリから180キロしか離れていないブジシチェ村は、人口600人の村だったが、55人の老人と1人の青年だけが、その地に留まった。もちろん、今も放射能が検出されている。しかし、不思議なことにその場所にある泉の水からは放射能がまったく検出されない、0だというのである。この映画は、その理由に迫る科学ドキュメントではなく、放射能汚染による悲惨な実態を告発するという内容でもない。ただ、普通に日常生活を送る人達のドキュメントである。強烈なメッセージ、いわゆる押しつけがましいところは微塵もない。だからこそというべきか、見終わると静かにどすんと何かが残る映画だった。

 とても充実した週末であった。