黒柳徹子さんのことが大好きな母にプレゼントした本。読了したからと、返って来まして、長らく積ん読になってました。

読み始めたら早かった。読了です。
登場人物は私の世代には馴染みの無い人も居ますが、大切な人との関わり方が、丁寧に描かれていて、色々と感じるところありました。

渥美清さんとのエピソードや、NYでの休暇中の記事などは、特に心に残りました。

この本は次に読んでもらう人が決まっています。感想を聞き合うのも、本の楽しみの一つですね。


芸能関係の人の訃報を聞いて、最初に喪失感を味わったのは、私は、中条静夫さんでした。私にとっては、「あぶない刑事」の課長です。ドラマも映画もよく見て、大好きだったので、「課長…」と、なんだか寂しくなったのを覚えています。人が死んだら、もう会えないし、新しい活動を見られないんだな、という事をようやく実感しました。

時間は進み、生きている命はいつか死んでいきます。
死んだ人たちの分まで精一杯生きよう、というのも一つ。
自分が楽しみだから健康で長生きしたい、というのも一つ。
先のことはわからないけど今日を精一杯生きよう、というのも一つ。

いろんな考えがあっていい。
明日を楽しみに思いながら眠りに就くという日が多いといいな、と思いました。なんとなく。

さて、次は何を読もう?