「グランポレール 北海道ツヴァイゲルトレーベ」2016年 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝も7時半に起きたが、昨日吹いた強風は治まっとった。

洗濯をし、朝食は秋田産あきたこまちでご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは長崎産みかん3個。

正木まどか→森郁→名知玲美→かなさし庸子とこれ迄ライブで聴いとる歌手の歌をユーチューブで聴いた。

昼食は久し振りの千束「ねぎどん」へ。きのこ蕎麦を食うた。650円也。

郵便局で金下ろし、八百屋で果物買うて帰宅。

風呂に小一時間浸り考えとった。新自由主義者の集まりおおさか維新の会肝煎りで開催が決まった2025年の大阪万博、世耕弘成が担当大臣に任命されたが、昭和ならまだしも時代錯誤ですわ。血税の無駄になるだけでんがな。

「下町ロケット ヤタガラス」第11話をギャオで見た。これから社長佃航平に人々が巻き込まれて、物語がどない続いてくのか気になるなあ。

ローズマリー・クルーニーのアルバム「ビリー・ホリディに捧ぐ」とカーリン・クローグ&アーチー・シェップのアルバム「ハイ・フライ」をレコードで聴いた。

 

 

昨夜、リビングルームにクリスマスリースを飾りクリスマスソング流して、鶏の腿肉食いりんごジュース飲みながらイブを一人で過ごした。今夜もまた独り。クリボッチちゅうやっちゃ。

クリスマスやからか、無性にワインが飲みたくなったんや。

それで暗所から「グランポレール 北海道ツヴァイゲルトレーベ」を出した。

このワインは鴨肉と相性ええんやが、冷蔵庫には鶏肉しかあらへんさかい、夕食は鶏鍋でご飯食うた。鍋の中身は岩手産鶏肉、青森産ごぼう、茨城産キャベツ、長野産エリンギ、それに赤出汁。

ツヴァイゲルトレーベ種のワインが近年気に入っとるんや。その中でも「グランポレール 北海道ツヴァイゲルトレーベ」はごっつええ。日本料理にも合う赤ワインやと思う。

グラスに注ぐと、ちょっち紫がかった赤色。そこに鼻近づけるとフルーティな香りしますわ。

口当たりがすっきりしとる。柔らかな渋みとしなやかな酸味が上品でええねん。余韻に浸るわ。

クリスマスの飾り付けはリースしか無いけど、なんや気分出て来たがな。

旨いワイン飲みながら、なぜかふと思い出したがな。南青山の児童相談所の建設費が30億円とは高過ぎや、と。

お袋さんが心臓の手術をするかどうかの相談があって、お袋さんの住まいに行っとった時、テレビで南青山5丁目の児童相談所建設騒動が報じられとるのを見ましたんやが、腑に落ちぬ儘やった。

今、ちょっち酔いが訪れた脳で考えとる。

建設阻止の声を上げとる連中はどの位居るんやろか?それは地価に敏感な不動産業者なの?それは折角大金出して買うた土地なのに、下落したらどないしてくれるんや云いたい周辺住民達なの?

それとも、港区の大人は皆品行方正やさかい、子供の虐待など無いんで建設の必要無いと主張しとるの?

反対しよる人の前提は、児童相談所が出来るとその辺りの資産価値が下落するちゅうもんや。

つまり、己の不動産の資産価値を手放したくないねん。

確かにこのような施設が必要無い社会がええ。正確に云えば、子供に障害が無く虐待する者が居らん社会がええに違いない。

しかしながら、障害のある子供は居る。そして児童虐待は増加しとるちゅうニュースに触れとるやろ。

不幸にも苦しんでる子供が居れば、彼等を支援する施設が必要や。社会的弱者の保護や福祉の為にごっつ大事な公共の施設が要る。

港区の住民が皆金持ちやないのと同様、金持ちやからちゅうて虐待する親が居らんとは云い切れぬやろ。金持ちでも障害のある子供持つ親も居るやろ。それは理解するけれども、己の住む所のブランドちゅうもんが下がり、そして土地の値段が下がるのは嫌や。それが自分達の納めた税金でなされようとしとる。それに同意出来ぬのや。これが反対しよる人の本音やろ。

このような事は南青山だけの話やないねん。ミーイズムちゅうやっちゃ。

慈悲はいらぬと考えとるんか社会的責務を考えとらんのか、視野狭窄でんがな。

ワテも己の住む所は価値があって欲しい。でも、虚飾の街にしたいとは思わん。社会的弱者に冷たくない街こそが価値高いんやないの?

とか考えながら飲んどったら、ボトル半分程がワテの体に入ってしもた。今夜はここ迄にしとこ。