政治家や役人の言葉は額面通り受け取るもんじゃない | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時ちょっち前に起きた。微熱あり鼻水垂れるの治らんので、昨夜22時半には床に入ったからな。

今日は炬燵が不用な程暖かいせいもあり鼻水垂れぬ。

オスカー・ピーターソン・トリオ&ザ・シンガーズ・アンリミテッドのアルバム「イン・チューン」をレコードで聴いた。

朝食に北海道産ななつぼしでご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは熊本産みかん3個。

掃除洗濯した後、ジャコ・パストリアスをユーチューブで聴いとった。

昼食に馬道通りへと歩いとったら「オマージュ」前でタクシー乗るところらしいオーナー夫妻を見掛けた。月曜やなく火曜日を休みにしたんやろか?

「ブラカリ」に入り、いつものパスタセットを頼んで、牡蠣と蕪のクリームソース スパゲッティを選んだ。サラダとバゲットとフォカッチャにコーヒー付いて1296円也。ホール担当者がまた変わっとったが、歴代皆感じがええんや。

満足して店出て、風邪治そうと3日間伏せとって体鈍ったさかい台東区から荒川区と二時間程しっかり歩いた。

ゆいの森あらかわで宮部みゆきの「幻色江戸ごよみ」を三話迄読んだところで鼻詰まりになったさかい出て、八百屋で果物買うて帰宅。

牛乳飲みながら「下町ロケット ヤタガラス」第7話をギャオで見た。

夕食はオージービーフ、福島産春菊、長野産ぶなしめじを炒め、ご飯二膳。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。

 

 

23日は、ワテの高校時代からの友人の誕生日でめでたい日やが、大阪が決選投票の結果2025年の万国博覧会に決まった。果たしてめでいたんか?

55年振りや云う。1970年を懐かしむ人々も居るやろ。

招致に成功したの喜んどる人達は、その成功体験が忘れられんのや。また高度成長期を、そこ迄行かなくとも経済効果が身近に或る程度もたらされればええと期待しとるんやろ。政府の試算では経済波及効果1兆9千億円らしい。捕らぬ狸の皮算用やけど。

では、招致迄にどれ位金=税金をつぎ込んだんやろ?

また、会場建設費が1300億円と云うんやけど、その他に整備費用や諸々必要となるが、いつの間にやら膨れ上がった2020東京五輪の笊な予算思い出すやろ。

それで、その資金調達をどう考えとるかちゅうと、国=税金、地方自治体=税金、関西財界で分担するんや。またまた税金が仰山使われるがな。

開催地は大阪夢洲ちゅうコンテナターミナルがある人工島や。大阪オリンピックの会場にする計画やった所で、ゴミで出来た空き地が広がってて、危ういもんも埋まっとって負の遺産云われとる。

夢洲は、府知事松井一郎がカジノの候補地に据えとる所でもある。

万博への交通アクセスとして夢洲迄鉄道を延伸する案が浮上しとる。松井一郎はこれでカジノの為に税金使う大義出来たと嬉しいやろ。

テーマはちゅうと、「いのち輝く未来社会のデザイン」。これ考えたの誰なん?

AIやVRなど21世紀の最先端技術を活用した医療・健康、スポーツや娯楽、新ビジネスを一堂に集め、世界の人々に経済・社会の未来像を示すんやそうな。

ワテの尊敬する大学の師が授業後に雑談しとる時云うた。「政治家や役人の言葉は額面通り受け取るもんじゃないんだ」

師は、ワテ等の判断が甘いちゅう事云いたかったんや。ワテはその言葉を大学ノートに写し、社会人になった時にはそれを改めて仕事に使う手帳に写した。

いのち輝く未来社会を示せとったら、とっくに我が国はデフレ終わっとるんやないんか。それとも2025年と期限設けて何としても未来社会のデザイン描きデフレ終息させようとの決意なのか?

府知事松井一郎は相乗効果を狙うとも云うんや。何とのちゅうと、それは安倍晋三政権が示す数少ない成長政策のカジノですわ。

やっぱりな、と思うたがな。

55年振りの大阪万博は、ドナルド・トランプのお友達が進出するちゅう噂のカジノの為にと思うてまうのワテだけやろか?

「射幸心輝くカジノ村のデザイン」ちゅうのが、安倍晋三やら松井一郎やら大阪市長吉村洋文の本音やないんか。

今更また大阪で万博やるより、その金を日本全国地方津々浦々の伝統芸能や祭を続ける資金に回した方がよっぽど価値ある。