角館 桜が咲く時節 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は6時にトイレに呼ばれ目覚めたら鼻詰まり。二度寝しよとしたんやが、鼻詰まりであかん。

仕方なく起きて、風呂に小一時間浸り考えとった。自衛隊の日報隠蔽問題は、防衛大臣やった稲田朋美の指示がしっかりしとらんかったからの分かってきたが、能力足らぬ稲田朋美にしてみれば防衛官僚の忖度が足りんちゅうんやろ。

朝食は岩手産ひとめぼれ米を炊き、ノルウェー産鯖一夜干しを焼いてご飯二膳食うた。デザートは熊本産デコポン。花粉症の薬飲んだ。

飯食うたら、鼻詰まり治ったが眠くなり、二時間程朝寝。

目覚めて、牛乳飲みながら北川潔→クリスチャン・マクブライト→ロイ・ハーグローヴとユーチューブで聴いた。

昼食に裏浅草「うんすけ」へ行って、健康志向で一汁三菜ランチを頼んで、飲み物はまた福木島茶を選んだ。1000円也。

スーパーに寄って食料買うて帰宅した。

筋トレ30分した。

ネットで虚人戦応援後、「則天武后 美しき謀りの妃」第34話をギャオで見た。

夕食はタイ産鶏肉、千葉産韮とモヤシ、長野産ぶなしめじを炒め、ご飯と食うた。デザートは栃木産とちおとめ。

 

 

また卯月が巡って来たが、地球温暖化のせいか今年の春の到来は早くもう暑いがな。

角館を彩る桜の開花も、例年より早く今月中旬になるんかなあ?角館は秋田新幹線こまちに東京駅から乗れば盛岡、田沢湖を越え三時間ちょっちですわ。これ迄幾度も行っとるけど、桜の開花予測をチェックして、またみちのくのお江戸な春を観に行きたいねん。角館は料理屋の味のレベルも高いしな。訪れたいの、秋田美人が多い土地やからではあらしまへんでえ、念の為。

角館は町並みの保存状態に気配っとるさかい、紅葉の時節や雪降る時節もええんやが、桜が咲く時節は格別や。桜の花を大して好きでないワテが云うんやから、間違いあらしまへん。皆にその時節一度は行ってみて欲しい所なんですわ。

歴史を振り返ると、徳川家康から関ヶ原の戦いで挙動不審やったちゅう事で、国替えの命令を受け常陸から移された佐竹氏を頼った一族の蘆名氏が造った城下町が角館や。

そして三代後跡継ぎが無く断絶となった蘆名家の後は、佐竹北家が継いでたんや。

その角館の春やが、駅から徒歩20分程で着く往時の名残り留める武家屋敷通りの両側に並ぶ枝垂れ桜が咲き揃う姿の風情は格別ですわ。今年のJRのポスターにもあるやろ。武家屋敷の黒板塀と対比で花がごっつ引き立ちまんねん。

武家屋敷は、通りに面し黒板塀を建て巡らせ薬医門がありまんねん。隣りとの境には柴垣や生垣を植えとる。代表するのは青柳家と石黒家になると思う。

青柳家はかなり広いんや。中には武具なんかを展示しとる館もあれば解体新書の館もあるんや。如何にも武家らしい母屋が見所の一つで、薬医門も威信示す立派なもんで見所の一つや。そして、庭の枝垂れ桜はごっつ見事や。花が降るように散る時なんぞ堪りまへんでえ。

石黒家にも桜が植わっとるが樅の太い古木も植わっとる。薬医門もええが、二つある玄関が見所の一つ。青柳家にも玄関二つあるが、身分によって入る玄関分けたんやて。茅葺きの母屋も見所の一つで格式溢れてまっせ。それに築山もある苔むした庭も静寂感じられ渋くてええねん。

また、桜の開花の時期に桧木内川沿いの土手に行くと、染井吉野の並木が長く続いとって、桜花のトンネルのようになりまんねん。愛しい人と肩並べて歩きたい所てすわ。