『どうぞこのまま』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起きたが、よう眠れとらん感じ。熱帯夜やったんか?
朝食は山梨産プラムでプラムパスタつくって食うた。デザートはフィリピン産バナナ2本。
牛乳ガボガボ飲みながらウェザーリポートをユーチューブで聴いた。

風呂に小一時間浸り考えとった。中華人民共和国には名前にそぐわず皇帝が居る。その皇帝が共産党を率いとる。そして党の幹部連中は貴族となり体制維持に努める。人民は生きる為懸命に金稼がなならん。
昼食は暑くてめげそうになりつつ駒形「花坊」へ歩いた。サラダ、赤出汁味噌汁、八寸、五目ご飯、胡麻だれの汁粉の風ランチ1080円也頼んで食うたが、猛暑のせいで出掛けるの億劫になった人多いんやろか、珍しく空いとったわ。
スーパーで食料調達して帰宅後、このところパソコンのネットの一部の調子が悪くかかり切りで色々試してみたが、夜遅く迄直らず疲れきってしもた。半日以上無駄にした気分や。
夕食はカナダ産豚肉、新潟産南瓜、長野産エリンギをタジン鍋で蒸して食うた。デザートはチーズケーキ。


♪♪この確かな 時間だけが
今の二人に 与えられた
唯一の あかしなのです
ふれあうことの 喜びを
あなたのぬくもりに 感じて
そうして 生きているのです
くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように
ただひとすじに ただひとすじに
ただひたむきに♪

丸山圭子作詞、作曲のええ歌や。ボサノヴァ調ですわ。
若人の歌やね。小細工して歌うと酷い事になる。
いつだったかテレビで見た丸山圭子は、歌上手いフツーな小母ちゃんになっとったなあ。
その事をH君に云うたら笑うとった。
先週の金曜、H君が東京にやって来て、彼の要望で東京の温泉に浸り、それからワテの要望で上野の居酒屋で飲んだ。
「胸に手当ててよう考えてみいや」去年から友人達から説教受けるばかりのワテ、ええ機会やさかいH君に説教したろとまずはジャブ繰り出した。「お前様に、ただひとすじにとかただひたむきにとか相応しいと思うか?」
ビールジョッキ持ったH君、ワテを一瞥し答えた。「まさにピッタリやないか。俺の人生、ただひとすじに、ただひたむきに生きとるぞ」
『どうぞこのまま』を空いとらん風呂場で体洗いながら口ずさんどったH君、愛唱歌なんやそうやが、その歌詞が自分に相応しいと強弁すんねん。
「まあな、ひとすじ、ひたむきが何に向かっての事かちゅうのが問題や」と、トーンダウンなワテ。
ビールをチョビチョビ飲んどるH君、またワテを一瞥し云うた。「愛するもんに決まっとる」
「愛する者が多過ぎなのも問題やでえ」と、ワテは反撃体制整えようとしたがな。
「何にせよ、中途半端なお前よりはええ」
その言葉はワテを意気消沈させた。「そない思う?」と溜息吐いたがな。ここで惚けた顔が出来ぬところがワテの弱みや。
「お前、自覚しとらんの?」
ワテがどない応えようか考えあぐねとると、「小池百合子見習うんだな」云いますねん。
「小池栄子?」
「小池百合子。お前は明後日、小池栄子と書いて投票しそうやな」
「タカリ防衛事務次官守屋を追い出した防衛大臣の方か。お前様から政治に携わる者の名前が出るとは思わんかったんや。それでその百合子がどないしたんや?」
「中途半端な戦いはしとらんやろ。小池百合子が圧勝するで」
「それは同感や。300万票得るやろ。かなりずる賢こそうで、短い選挙期間をよう考えて戦うとる」
「そこや、何するのでも期間考えてせな。お前はそこが弱い」
いつの間にか説教受けとったワテやった。