「日景温泉」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

昨夜はHJちゃんと神宮球場で燕軍の応援後、青山一丁目の蕎麦居酒屋で虚人に三連勝の祝杯し、徒歩で本日の1時に帰着。今朝は8時半に起きた。

朝食は納豆パスタつくって食うた。デザートは群馬産トマト。
ジェラルド・クレイトンのセンスええ演奏をユーチューブで聴いた。
昼食に出掛けたのは「上野桜木 菜の花」。思いの外空いとったわ。ランチは三月以来のゴマだれ魚のお茶漬けセットのみ。1550円也。
満足して店出て、郵便局で健康保険料支払いし帰宅。
トイレとキッチンシンクの掃除をした。

友人達にメール送付してから、筋トレ15分した。
オルケスタ・デラルスのCDアルバム「サルサには国境はない」を聴いた。
夕食はタジン鍋でカナダ産豚肉、北海道産南瓜、青森産長芋、長野産えのき茸蒸して食うた。デザートは群馬産トマト2個。
りんごジュースを飲んでめるい湯に小一時間浸り、安倍晋三政権を思い浮かべつつ、以前誰かに聞いて記憶に残る、「弾の飛び交う中に居た事の無い威勢のいい政治家や有識者こそが戦争に最も近づく」ちゅう言葉を思い返しとった。

ほな、印象深い「日景温泉」での事を記憶を辿り記してみる。


温泉が好きで長年いろいろな温泉地を巡り浸った。その数三百箇所を上回ったが、近年は一人旅がごっつ寂しゅう感じて、誰かを誘ってしか旅立つ事が無くなってしもた。四十路迄は独り旅も気楽でええとよう出掛けとったもんなんやけど。
一人旅した宿の中で最も印象深いのは、秋田県と青森県の県境近くにある鄙びた湯治宿「日景温泉」になる。
鉄道やと奥羽本線陣場駅で降りるんや。山の中やったけども、ワテはそこから歩いて行ったんやから、掛かった時間は忘れ去ったが、駅からそれ程遠くなかったに違いないがな。
宿は秋田杉で造られとる風情ある建物やったが、かなり古いもんでしたなあ。
夕食には秋田名物のキリタンポ鍋が出て旨かったの憶えとる。
でもな、なんちゅうても湯がええんや。効能高そうやったでえ。
で、その湯を湛えた風呂や。真っ先に思い出されるの風呂場やねん。
まずは年季が入った侘びしい脱衣所やが、趣があんねん。
浴室に入ると硫黄の臭いが広がって、鼻をツーンと衝かれました。浴槽は小さめやけど、白濁した湯に揺れる湯の花が咲いとって、趣があんねん。
ワテにも長湯出来るぬるめの湯でゆったり浸かったが、上がった後に部屋で足が黒くなっとったのに気付いた。何の成分やろ?
足の色の事など浴室に居た時には意識が回らなかったがな。意識は他にあったさかいな。
ワテが入って行った時、浴室には三人の小父さんが居ったんや。
そして、程無くしてワテの二つの目玉はその中の一人に釘付けとなった。
そのガッチリとした体躯の小父さんは、風呂椅子に腰掛け体を洗っとったんや。浴室やさかいそりゃ裸になって体を洗いますわな。当たり前のこっちゃ。風呂場で袈裟着て勤行されたら迷惑や。
けど、その小父さん、堂々と股広げとったが、何と珍穂の亀さんが床に垂れとるやないか!
{長い・・・臨戦態勢に入っとるんやないのに・・・}ワテは目見張りましたがな。
しかも、小父さん、床に己の大事なもんが付いとっても意に介していなかってん。
その時、畏友M夫ちゃんが高校時代にあたかも見て来た様子で云うとったの思い出した。「どの黒人の珍穂も蝶々結びが出来る位長いんだ」
ワテはノンケでその気はさらさら無いんやが、蝶々結びが出来そうなの目の当たりにして上気してしもた。
三人は互いに顔見知りの常連なんやろか、他の二人はその長さに気付いとるのかいないのか、己の体洗うのに専心しとった。
ワテ、思わず湯船から二人の股間に目を走らせ確認してしもた。二人とも日本人の平均サイズやった。